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大中華世界的話題

2813チバQ:2011/12/02(金) 19:10:16
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/12/02/20111202ddm003030066000c.html
クローズアップ2011:米国務長官、ミャンマー訪問 「民主」「軍事」中国包囲へ
 ◇パワーゲーム幕開け
 1日のクリントン米国務長官とテインセイン・ミャンマー大統領との歴史的な初会談は、中東からアジア太平洋地域へ戦略的重点を移すオバマ米政権が、中国を囲む国々を自陣に取り込もうというパワーゲームの幕開けとなった。中国はクリントン氏の訪問を歓迎する一方で「中国がアジアに築いた壁が米国によって一つずつ崩されている」(中国・環球時報)と警戒する。中国に支えられてきたミャンマーは草刈り場となるが、米中双方を利用して国を発展させる巧みな戦略がある。【岩佐淳士、ネピドー西尾英之、ワシントン白戸圭一、北京・成沢健一】

 クリントン長官はテインセイン大統領らとの会談後、専用機で最大都市ヤンゴンに移動し、市内最大の寺院「シュエダゴン・パゴダ」を訪れた。金色に輝く巨大なパゴダは、仏教国ミャンマーのシンボルだ。敬虔(けいけん)な仏教徒であるミャンマー国民に敬意を払う一方で、米国がミャンマーに戻ってきたことをアピールする演出だった。

 しかし、ミャンマー側の長官への歓迎ぶりは、「熱烈」とはいいがたい印象を与えた。

 11月30日、ネピドー空港に到着した長官を出迎えたのは格下のミョウミン副外相。長官の車列が走行した大通りにも米国旗はなかった。大統領は長官との会談で「ようこそ、歴史的な旅へ」と語りかけた。ミャンマー側が国際社会への復帰第一歩となる長官の訪問を望んでいたのは間違いないが、抑制した対応ぶりは、長年の盟友・中国への配慮だった。

 ◇米国 戦略鮮明に
 米政府は今回の訪問の狙いを「ミャンマー指導部の改革機運を捉えて民主化を促進するため」(オバマ大統領)と説明する。米中の「覇権争い」を問われた米国務省のトナー副報道官は11月29日、「訪問は対中関係とは関係ない」と述べ、中国を刺激する表現は避けた。

 だが、オバマ政権のアジア外交の軌跡を追うと、今回の訪問が、中国を取り囲む形で「民主主義」と「軍事的プレゼンス」を確立する戦略の一環であることが鮮明になる。

 オバマ氏は政権発足10カ月後の中国訪問(09年11月)で、台湾の地位やチベット問題で中国の立場に理解を示した。だが、対中融和的な姿勢に米国内の保守派が反発。中国の軍事的台頭を懸念するアジア各国でも警戒心が高まり、すぐに軌道修正を迫られた。

 10年1月、台湾への総額64億ドルの武器売却を決定。南シナ海からインド洋へのシーレーン(海上交通路)防衛を念頭に、10年11月の訪印で、インドの国連安保理常任理事国入りを支持するなど戦略的関係強化を打ち出した。8月にはバイデン副大統領がモンゴルを訪れ、経済支援拡充を約束。オバマ氏は「アジア太平洋最優先」を打ち出した11月の豪州訪問では米海兵隊駐留を決め、シーレーン防衛への決意を明示。米軍とフィリピン、ベトナム各軍との合同演習も定着させている。


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