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大中華世界的話題

2803チバQ:2011/11/27(日) 19:49:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000006-mai-int

<ミャンマー>分割統治の手法継承
毎日新聞 11月17日(木)2時31分配信


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政府軍の襲撃から逃れ、避難民キャンプで暮らすムイプ・ロイさん(左)の家族ら=ミャンマー北部のカチン州で2011年11月6日、岩佐淳士撮影

 ミャンマー政府が、民主化勢力との和解を進める一方で、民主化勢力と共闘してきた少数民族には弾圧を強化する構図。少数民族側には、植民地時代に英国が民族や宗教ごとに分断を図った「分割統治」をまねているとの反発がある。17日の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で14年議長国就任が正式に決まれば、ミャンマーは国際社会への復帰を確実にし、少数民族問題は世界から忘れ去られると恐れている。【ミャンマー東部カイン州などで岩佐淳士】

 ◇「同族で殺し合った」

 「カレン族同士で殺し合ったことは恥ずかしい。何も言えない」。東部カイン州の集落で「民主カレン仏教徒軍」(DKBA)のサンアウン少佐がうつむいた。

 DKBAは94年、国内で最も強硬に政府軍と戦う武装勢力「カレン民族同盟」(KNU)から離反した兵士で結成。政府軍とKNUを攻撃し、拠点マナプロウを陥落させた。当時の軍事政権は仏教徒のメンバーたちに近づき、キリスト教徒が多いKNU執行部への不満をあおったり、地域開発を持ちかけて裏切りを誘った。

 サンアウン少佐ら一部のグループは昨年11月、政府軍とたもとを分かち、再びKNUに合流。少佐は「村人に対する襲撃は続き、政府軍の約束は何も守られなかった」と憤る。だが、既にKNUは弱体化した。

 歴代政権は民族や宗教を利用し、少数民族同士の分断を図ってきたとされる。こうした手法は、ミャンマーが植民地時代に英国から受けた統治法と同じだというのだ。

 英国はビルマ族の多く住む平野部は直接支配する一方、シャン、カチンなど各少数民族地域は地元の権力者を通じて間接支配し、両者を分断した。その後、旧日本軍の支援で誕生した独立運動組織「ビルマ独立義勇軍」は親英派のカレン族らを弾圧した。ビルマ独立義勇軍は現在の政府軍のルーツ。根深い確執の原因となっている。

 今年2月、各少数民族は連合体を結成し、政府に交渉を求めた。しかし、政府は連合体の交渉には応じず、各民族と個別に交渉を開始。少数民族間に互いへの疑心暗鬼が広がる結果となった。

 政府軍との戦闘を繰り広げるKNU。タイ・ミャンマー国境で取材に応じたジッポラーセイン書記長は「新政権が良くなっていると言う人もいるが、私たちには何も変わっているように見えない」と語気を強めた。


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