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大中華世界的話題

2722チバQ:2011/11/03(木) 15:09:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111103-00000098-san-int
タイ洪水 水門開閉、せめぎ合い 住民デモ、行政は対立
産経新聞 11月3日(木)7時55分配信

 【バンコク=青木伸行】タイの洪水被害では、運河の水門の開閉をめぐる政府とバンコク当局の対立に、住民の“反乱”が拍車をかけている。「水のコントロール」の要は数多くの水門の開閉にあり、排水量の調整に支障が出ている。この問題の影響で2日、日本企業が多く入居する首都東部のバンチャン工業団地周辺が浸水した。

 冠水した首都北部クロンサンワでは、水が引かない状態に不満を募らせた住民数百人が、近くのクロンサンワ運河の水門を高さ1・5メートルまで開け、水を放流するよう要求しデモに打って出た。さらに、近隣の道路を封鎖し、警察官ともみ合いになりながら、土嚢(どのう)の堤防の一部を壊し、水門を開けようとした。

 インラック首相は住民感情に配慮し、高さ1メートルまで水門を広げるようバンコク当局に指示。これに対し、バンコク当局は当初「水門を広げ水量が増せばバンチャン、ラクラバン工業団地などが浸水し、東部地域の被害が拡大する恐れがある」(ティラチョン副知事)と異議を唱え、水門を80センチしか開放しない方針を表明。スクムパン知事も、クロンサンワ運河は、首都東部の浸水被害を最小限にとどめる「戦略拠点だ」と主張した。

 知事は結局、首相の指示を受け入れ水門を広げ、このあおりでバンチャン工業団地周辺が浸水。「知事は一方的に意見を押しつけるだけだ」(プロートプラソップ科学技術相)と批判していた政府側も、事後の対応に追われた。

 タイを訪れ洪水被害を調査したJICA(国際協力機構)の客員専門員、竹谷公男氏は「早く水門を開けるように求める上流の住民と、水門をフルに開けたら下流が被害を受けることから冠水地域を限定したい行政側とのせめぎ合いだ」と指摘。「行政の指揮系統を一本化し、首相と知事の役割分担を明確にする必要がある」と話す。


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