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大中華世界的話題

2718チバQ:2011/11/01(火) 00:09:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111030-00000051-mai-int
<台湾>馬総統、対中協定で失点…総統選、優位揺らぐ
毎日新聞 10月30日(日)21時10分配信


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選挙対策本部の成立集会で支持者に手を振る馬英九総統(壇上中央右)=台湾・台北市で2011年10月30日、大谷麻由美撮影

 台湾総統選(来年1月)に向け、再選を目指す馬英九総統が30日、台北市内に選挙対策本部を設置した。野党・民進党の蔡英文主席も既に23日に台北近郊の新北市内に選対本部を設置するなど動きを活発化させている。比較的優位とみられてきた馬総統が、最近になって中台間の平和協定をめぐる政策発表が不評で、蔡主席との支持率の差が急速に縮まっている。総統選まで3カ月を切り、選挙戦は予断を許さない情勢になっている。【台北・大谷麻由美】

 馬総統は今月17日、平和協定の締結交渉を「排除しない」とし、民意の支持と立法院(国会)の監督など三つの原則を示した。20日には「必ず先に住民投票を実施する」と表明した。中国側が許容できない「台湾の主権行使」と言える住民投票を初めて条件として提示した形だ。24日には台湾の「主権独立の保証」などを含む「10大保証」を表明するなど、重要政策を五月雨式に打ち上げた。

 しかし、この対応が有権者の反発を招いた。台湾紙「中国時報」の世論調査では、平和協定を巡る議論が噴出してから、馬総統の蔡主席に対するリードは5日間で約10ポイントから約5ポイントに縮まった。馬総統は30日の集会で「平和協定は与野党ともに避けられない問題だ。国民党は準備ができていると皆さんに知らせたかった」と釈明した。

 平和協定は中台間の核心的問題で、台湾の世論を二分させかねない敏感なものだ。中国は将来の台湾統一を目指して積極的だが、馬総統は「まだその時期でない」と明言を避けてきた。大方の予想に反して馬総統が選挙前に態度を鮮明にしたものの、「主張の修正を繰り返した」(台湾紙・聯合報)ことは不評だったようだ。

 蔡主席は「『一つの中国』の原則の下での平和協定は、台湾の主権を犠牲にする危険がある」「厳粛な課題を選挙の操作に使うべきでない」と激しく反発。民進党が以前から主張してきた住民投票での決定を馬総統が唐突に提案したことにも不信感を募らせる。

 これに対し中国側は馬総統が平和協定に前向きな点を「中華民族の全体的利益に合致する」(国務院台湾事務弁公室)と評価している。しかし住民投票は「一つの中国」原則に反するため容認できない。

 一方で、中国は台湾への強硬姿勢が台湾の民衆の警戒を招き、対中融和政策を進める馬総統への反発、独立志向の強い蔡主席の支持拡大につながることを懸念。台湾事務弁公室は26日、「政治対話について、いかなる政治勢力も機に乗じて政治的に騒ぎ立て、利益をかすめ取ることを許すべきではない」とコメントした。

 ◇中台平和協定◇

 数十年来の国民党と共産党の内戦状態を正式に終結させ、中台和解を制度化する協定。08年5月の馬英九政権発足後、中台間は急速に関係改善が進み、昨年6月、中台間の自由貿易協定に当たる「経済協力枠組み協定」(ECFA)に調印。胡錦濤政権は政治面での協定締結も呼び掛けているが、台湾側は中国が配備する弾道ミサイルの撤去などを条件にするなど慎重姿勢を示してきた。


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