したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

2395チバQ:2011/07/05(火) 20:51:37
http://mainichi.jp/select/world/news/20110701ddm007030117000c.html
揺れる紅旗:中国共産党・創建90周年/中 「独立候補」に党警戒
 ◇地方議会選挙、様変わり
 「もし人民代表が彼の問題を気にとめておけば、悲劇は避けられたかもしれない」。人気ネット掲示板を運営する梁樹新氏(35)は5月末、中国メディアにそう語った。江西省撫州市で数日前、強制立ち退きにあった男が政府機関を連続爆破し、自らも死亡する事件が発生。陳情が無視され、補償も十分に受けられないことに抗議しての自爆と分かり、反響を呼んでいた。

 中国では今年から来年にかけ、5年に1度の人民代表選挙(地方議会選挙)が実施される。市の下部組織である区や県などの代表は直接選挙で決まり、有権者10人以上の推薦があれば立候補できる。これまでは党や政府系組織などの推薦を受けた候補者がほとんどだった。だが、社会矛盾の広がりを背景に状況が一変。梁氏のような若い実業家やジャーナリストらがネット上で「独立候補」として名乗りを上げている。

 浙江省杭州市の広告プランナー、徐彦氏(27)も5月末、中国版ツイッターで立候補を表明した。「党などの推薦を受けた人がどんな人なのか。顔や連絡先さえ一般の人は知らない」と指摘する。徐氏はネット上で自身の連絡先や政治理念、選挙活動の内容を公表。1万人以上が支持すると書き込んだ。

 だが、こうした動きに対し、党指導部は一党独裁体制を脅かすものとして警戒を強める。全国人民代表大会(全人代=国会)法制工作委員会は6月8日、「独立候補に法的根拠はない」との見解を発表。党中央宣伝部も独立候補の報道を禁止する通達を出し、関連報道はピタリとやんだ。中国メディア関係者は「根拠がないとは、党は認めないということだ」と解説する。

 温家宝首相は6月27日、英国で講演した際、「中国社会には汚職や分配の不公平、大衆の権益侵害といった弊害が存在する」と認めたうえで、「解決のための根本的な方途は、政治体制改革を推進し、社会主義民主法治国家を建設することだ」と強調した。温首相はこれまでも政治改革の必要性を訴えてきた。だが、保守派の反発もあり、改革の機運は高まっていない。

 中国の動画投稿サイトで最近、中国政法大学法学院の何兵・副院長が卒業を控えた学生に、はなむけの言葉を贈る場面の映像が盛んに転載された。「革命歌を歌い、映画『建党偉業』を見ることを奨励されるが、革命や結党は奨励されない。ぎすぎすした時代だ。君たちが10年後に力を持った時、男は男らしく、女は女らしくあれ」。閉塞(へいそく)感を笑い飛ばすような何副院長の言葉に学生たちは喝采を送った。その動画も主要サイトでは既に閲覧できない状態となっている。【杭州で隅俊之、北京・成沢健一】

毎日新聞 2011年7月1日 東京朝刊


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板