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大中華世界的話題

2392チバQ:2011/07/04(月) 21:22:41
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110704/asi11070420230008-n1.htm
5政党で連立政権 総選挙で大勝のタイ貢献党、政治基盤強化に着手
2011.7.4 20:22 (1/2ページ)

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共同記者会見の後、連立に合意した政党の代表と手を取るインラック氏(中央)=4日、バンコク(AP)
 【バンコク=青木伸行】3日投票のタイ下院(定数500)総選挙は4日、選挙管理委員会の最終非公式集計の結果、タクシン元首相派のタイ貢献党が過半数(251)を上回る265議席を獲得し、元首相の妹、インラック氏の初の女性首相就任が確実になった。同氏は次期政権の基盤を強化するため、中小4政党と連立を組むことで合意した。与党・民主党は159議席にとどまり、アピシット党首(首相)は党首を辞任した。

 インラック氏は4日の記者会見で、タイ国民発展党(19議席)など4党との連立を発表した。貢献党を含む5党の議席は計299。一方、アピシット氏は「現有議席を下回り、責任をとり辞任する」と表明した。

 貢献党が、60日以内に招集される国会での「インラック首相」選出へ、連立による「数の力」を強化する動きに出たのは、(1)政策の遂行と国会運営の妨害阻止(2)タクシン元首相(61)の帰国と復権(3)軍の権力掌握への牽制(けんせい)−などが視野にあるとみられる。

 2006年のクーデターで追放された後、汚職事件で禁錮2年の実刑判決を受け、海外に「亡命」しているタクシン氏が帰国するには、恩赦などの措置が大前提だ。そのためには「国民和解」を醸成しつつ、「数の力」も欠かせない。

 インラック氏は「国民和解」を訴え、タクシン氏も「クーデターのことはもう許す。今は国民和解が必要であり、復讐(ふくしゅう)を求めてはいない。服役するなら帰国しない」と語っている。2人にとり狭義の意味での「国民和解」とは、同氏の「復権」にほかならない。

 タクシン氏は首相時代、政治、経済改革を推し進めた。だが、その強引で権威主義的ともいえる手法と、権力の増大に、軍や官僚などの「特権階級」は強烈な危機感を抱き、タクシン氏と激しく反目した。同氏は「反王制」のレッテルも張られた。その結果がクーデターだった。

 今回の選挙では、有権者がタクシン派の改革路線を支持したといえ、タクシン氏の「国民は変化を求めている」という言葉は、的はずれではない。そうした民意を背景に、国会で「数の力」を強化することは特権階級、とりわけ軍に対する一定の牽制力となりうる。

 軍の介入が懸念される中で、プラウィット国防相は3日、AFP(フランス通信)に「軍の指導部と協議した。軍は関与しない」と語った。だが、タクシン派政権は過去に2度、クーデターと、憲法裁判所による解党命令(08年)という形で、「特権階級」の手で崩壊している。

 2度あることは3度あるのか、3度目の正直か。とどのつまり、「国民和解」が意味するもの、タイが問われていることの本質は、民主主義のあり方であろう。


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