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大中華世界的話題

2389チバQ:2011/07/04(月) 19:40:59
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110704/asi11070413110005-n1.htm
【タイ総選挙】
「タクシン傀儡」払拭なるか 妹が初の女性首相へ
2011.7.4 13:09 (1/2ページ)
 タイの下院総選挙で、タクシン元首相派のタイ貢献党が勝利し、妹のインラック氏(44)が政界デビューを果たした。選挙戦は前回2007年12月と同様、タクシン派と反タクシン派が争う構図で、またもタクシン派が圧勝した。ただ、タクシン氏をめぐり、政情の混乱は一層増した。タイ政治史は、同氏の親族を交えて新たな局面に移る。(菅沢崇)

 ■「政治判断は自分で」

 同国の政治、経済はこの10年、タクシン氏の登場で劇的に変わった。警察官僚出身ながら有能な財界人として名をはせ、01年に首相の座につくと、経済成長率は翌年から毎年、理想的な4〜6%程度を出し、政権は立憲君主制導入後初めて4年の任期を満了。国家の父として絶大な人気を誇るプミポン国王の健康が懸念される中で、タクシン氏の求心力は増し、05年の総選挙ではほぼ一党独占に近い形で勝った。

 06年のクーデターでタクシン氏は軍に放逐されたが、第1期政権の実績は鮮烈で、その後、議員らは自らの立ち位置をタクシン派に置くかどうかで常に右往左往せざるをえなかった。

 08年12月、タクシン派与党が次々解党を命じられて民主党に政権が移った際、記者はタクシン氏の地盤の東北部出身のタクシン派の下院議員に取材した。待ち合わせの場所には、他の議員も3人。目的は「日本のメディアは事態をどうみるか」を聞くことだった。東北部ではタクシン派でなければ当選の可能性は薄い。だが選挙で勝ってもタクシン氏本人が亡命と帰国を繰り返し、存在を否定されては「実利」が見えない。

 この10年、あらゆる問題でタクシン氏が「基準」だった証拠だろう。

 ■悪循環阻止なるか

 インラック氏は、さらなる悪循環を阻止できるか。当面、そのカギは同氏が反タクシン派の露骨な左遷人事や強引な政治手法を控え、人材を集約して政策に集中することにある。「指導者として政治判断は自分で行う」との公約を守り、実兄の傀儡(かいらい)色を払拭することだ。大きく成長を続けた国家は疲弊しつつある。猶予は許されない。


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