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大中華世界的話題

2387名無しさん:2011/07/04(月) 03:04:16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110704/asi11070401290001-n1.htm
タクシン派政権奪還 経済再生に向けてカギ握る軍部
2011.7.4 01:25 (1/2ページ)

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記者会見で勝利宣言するタイ貢献党のインラック氏=3日夜、バンコク(共同)
 【バンコク=青木伸行】タイ下院(定数500)総選挙は3日の投開票の結果、野党・タイ貢献党が圧勝、タクシン元首相(61)の妹のインラック氏(44)が初の女性首相に就任するのが確実となったことで、今後は軍を含む反タクシン派の動向がカギとなる。約5年間繰り返されてきたタクシン派と反タクシン派の対立を乗り越えられるのか。タイの再生はその一点に掛かっている。

 選挙管理委員会の非公式集計結果によると、開票率98%の段階で獲得議席は、野党、貢献党が264と過半数を獲得。アピシット首相(46)率いる与党、民主党は160にとどまり、2年半ぶりにタクシン派が政権に返り咲くことになった。

 インラック氏は同日夜、バンコクの党本部で「公約を実行する用意はできている」と勝利宣言。タイ国民発展党との連立も発表した。

 現在、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに滞在しているタクシン氏は同日、「国民の審判を尊重すべきだ」とし、「適切な時期」に帰国したいとの意向を表明した。

 タクシン氏がクーデターで失脚した2006年以降、「ほほ笑みの国」と国民は、「タクシンVS反タクシン」という対立に多大なエネルギーを費やしてきた。今回の選挙はそうした潮流が、国民和解に転じる潮目となるかの分岐点だ。

 国民和解のためにはまず、選挙結果の受け入れが必要だろう。反タクシン派が「敗北」を認め、選挙後に発足することになる「インラック政権」を認知するかどうかだ。

 大きなカギを握っているのが軍である。軍は「中立」(陸軍幹部)を強調している。だが、事実上の「タクシン政権」を阻止しようと、タクシン氏を葬った軍が再びクーデターに出るのではないか、との疑心暗鬼を、国民は払拭できずにいる。

 とりわけ、事実上の亡命生活を送るタクシン氏が帰国し「復権」すれば、「軍は『反撃』し混乱がもたらされるだろう」(有識者)との懸念は根強い。

 内政の対立と不安定が、海外からの投資や企業の誘致など経済はもとより、外交を含め、タイに与えるダメージは計り知れない。

 「どの政党に票を投じても、国民和解の問題は解決しない」。バンコク市内の投票所でこの日、棄権を意味する「支持政党なし」に「×」をつけた男性は冷めていた。


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