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大中華世界的話題

2316チバQ:2011/06/14(火) 21:05:41
07年12月に同憲法下で行なわれた総選挙では、タイラックタイ党の流れを引くパラン・プラチャーチョン(国民の力)党が過半数近い議席を獲得し勝利し、サマックが首相に就任した。しかし、翌08年10月にはサマックが失職しソムチャーイが継投したものの、同じく12月に失職し、連立政党の組み替えにより第2党である民主党を中心としたアピシット政権が発足したという経緯がある。

そのアピシット政権は有利な情勢があれば解散し総選挙を行なうことにより、本来的な与党になる機をうかがっていた。ここにきて、憲法の選挙関連条項を自党に有利と思われるよう改正すること(議員定数を直接選挙350名、比例代表150名の計500名に改め、中選挙区制から小選挙区制に変更)に成功し、議員任期約半年を残して、好機と見て解散したのである。


<筆者紹介>


赤木攻(あかぎ・おさむ)大阪外国語大学名誉教授

大阪外国語大卒業後、タイの国立チュラロンコン大に留学。大阪外国語大教授を経て、1999年同大学長に就任。2004年から、東京国際交流館館長、東京外国語大学特任教授などを歴任。

専門は東南アジア地域研究、タイ政治・社会論。プミポン国王のベストセラーの日本語版「奇跡の名犬物語」の翻訳も手掛けた。1944年、岡山県新見市生まれ。


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