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大中華世界的話題

2308チバQ:2011/06/12(日) 17:26:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011061202000046.html
中国共産党 資格厳格化へ 地方議会選
2011年6月12日 朝刊

 【北京=朝田憲祐】中国で五年に一度の「地方議会選挙」が始まり、共産党や政府系団体の推薦を受けない独立候補の出馬表明が急増している。全国人民代表大会(全人代=国会に相当)法制工作委員会は八日、「独立候補には法的な根拠がない」との見解を発表。一党独裁体制への批判勢力の拡大を警戒し、立候補の資格審査を厳しくする方針だ。

 中国の選挙法は、省・自治区や市政府よりさらに下部組織である市内の区や県、郷などの議員に限り“直接選挙”が許され、十八歳以上の国民は民族や宗教にかかわらず、有権者十人の推薦さえあれば、立候補できる建前になっている。

 独立候補が出馬するケースは少数だったが、今年から来年にかけて実施される直接選挙は状況が一変。著名ジャーナリストの李承鵬氏ら有名人のほか、十八歳の高校生、会社員ら若者もブログを通じ名乗りを上げた。全国計約二百万議席に対し独立候補は前回の十倍に当たる約百万人が出馬する意向があるとの調査もある。

 政府内の一部改革派には歓迎する意見もある。国家行政学院の竹立家教授は中国紙の取材に「国民の政治参加意識の高まりの表れ」と評価する。

 一方、多数の保守派は神経をとがらせる。国内メディアを管理する党中央宣伝部は五月末、独立候補の報道を禁止するよう通達。党機関紙系列の新聞は「現体制は欧米流の独立候補と(中国の独立候補は)相いれない」と強くけん制した。

 独立候補が勢力を増し、当選後の連携を恐れる地方当局も締め付けを強化。江西省新余市の渝水区議会選は工場を解雇された女性が過去の陳情行為を理由に立候補を認められず、投票日前後は「公共秩序を乱す」として軟禁された。また、出馬表明後に暴行されるなど、独立候補への嫌がらせは後を絶たない。

 共産党政権は資格審査の段階で独立候補を振り落とす方針とみられる。ネット上では「党は暴政独裁」「中国の民主選挙は笑い話」と批判が続出する。

 省議会や全人代の直接選挙を求める国民は増える一方だが、民主選挙への道のりは険しそうだ。


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