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大中華世界的話題

2140チバQ:2011/03/06(日) 14:26:35
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110305/mcb1103052241016-n1.htm
“ジャスミン国会”の様相、インフレ抑圧最優先、「胡−温体制」の最後の大きなカケ2011.3.5 22:41
 【北京=河崎真澄】中国の温家宝首相は5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で行った「政府活動報告」で、2011年の最優先課題に「物価水準の安定」を挙げ、急速に進むインフレの抑制に全力を尽くす姿勢を強調した。

 独裁政権を相次ぎ崩壊させた中東・北アフリカの民衆デモが、生活苦を招いたインフレに端を発したことを強く意識した内容だ。

 一党独裁終結を求めて集会が広がっている「中国ジャスミン革命」の抑圧を急ぎ、ドミノ現象を食い止めたい中国は、インフレ抑圧に加え、低所得者層や農民向けの補助金増額も約束するなど、社会不安の早期収束に躍起になっている。

 政府活動報告と同時に5日、全人代に提出された2015年までの「第12次5カ年計画」も、従来の「国富」をめざした経済計画から「民富」にシフトする方針を色濃く示している。いかに民衆の不満を解消させるかに腐心する“ジャスミン国会”の様相もみせている。カネにことさら敏感な中国の民衆の慰撫に、即効性のある政策といえる。

 マクロ経済政策で、今後5年間の国内総生産(GDP)成長率目標を年平均7%に抑える安定成長路線に転換するのは、不動産バブルによる貧富の格差の拡大や、深刻化しつつある環境汚染や、エネルギー不足などへの危機感の表れだ。

 一方で温首相は、過去5年間を振り返って、北京五輪や上海万博の成功、金融危機の克服などで「中国の特色有る社会主義の優位性が十分に裏付けられた」と誇示した。今年7月に創設90周年を迎える中国共産党の一党独裁を強化することで、「民主化」を押さえ込む改めて示した格好だ。

 温首相は治活動報告の中で「政治体制改革を積極的かつ着実に行う」とも述べたが、指導部の交代人事が内定する第18回党大会を来年秋に控え、どこまで胡錦濤指導部が指導力を発揮して社会不安の早期収束と安定成長への軌道に乗せられるか。「胡錦濤−温家宝体制」の最後の大きな賭けとなる。


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