したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

2114チバQ:2011/02/20(日) 21:05:09
 羅少将はこの女性を通じて、駐バンコク中国大使館一等書記官に偽装した人民解放軍総政治部連絡部所属の林義舜少将と知り合い、水面下で林少将と接触を繰り返し、金銭と引き換えに情報を流していた。

 羅少将はタイ駐在の任務を終えた05年以降も、この女性と一緒に米国に旅行するなど、交際を続け、台湾の軍の機密情報を漏らし続けた。通信機器などは利用せず、出国した際に直接、情報を手渡していた。

 羅少将の疑わしい行動を察知した米国のFBIは、少将が密会を続けるこの女性を中国側のスパイと判断して、旅行先の米国で羅少将と女性が会う場面を撮影し、台湾当局に伝え、台湾当局はこの情報をもとに捜査に着手したという。

 古典的な“ハニートラップ”(美人局)に国家の中枢にある現役の軍高官が絡め取られたかっこうで、事実確認を求めた報道陣に対し、台湾国防部の王明我・総政治作戦局長代行は10日、「セックスの誘惑と金銭的誘惑の問題は、私たちが重点捜査する対象」とコメントしている。


米台で広がる動揺


 台湾ではここ数年、中国へのスパイ容疑で逮捕される軍人が相次いでおり、昨年11月にも、情報担当将校が中国に買収され「二重スパイ」となった事件が発覚したばかり。

 台湾では「これでは、中国と開戦した場合、ひとたまりもない」と、馬英九総統が展開してきた親中国的な両岸政策に対する非難材料とする動きも見られている。

 また今回漏洩した機密については、米軍との関係が密接で、一時は台湾経由で米軍の機密情報も中国に流れた可能性が懸念されただけに、米メディアも強い関心を寄せている。

 11日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は、「馬英九総統の就任以来、中台関係は改善の傾向にあったが、今回のスパイ事件によって、実際には薄氷を踏む危険な状況にある」と評した。

 いずれにせよ、米国が台湾へのハイテク兵器売却に慎重な一因として、かねてこうした事態への懸念が指摘されていただけに、いたずらにセンセーショナリズムに走る台湾メディアの報道に「国の根幹に関わる問題。軽々に過ぎる」と疑問を持つ市民も。

 台湾の識者の一人は米メディアの取材に対し「スパイ事件は羅少将の問題にとどまるものではなく、全体的な解決ができなければ米国からの兵器購入が難しくなる」との見解を示している。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板