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大中華世界的話題

1922チバQ:2010/10/20(水) 00:00:03
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101019ddm003030112000c.html
クローズアップ2010:「ポスト胡」習氏確実 軍と地方に基盤
 ◇「愛国発言」で波紋も
 中国共産党の重要方針を決める第17期中央委員会第5回総会(5中全会)で、習近平副主席(57)が中国の次のトップになる道筋がほぼ確定した。第3世代の江沢民前国家主席(84)、第4世代の胡錦濤国家主席(67)に続く革命第5世代のトップとして中国を率いる習氏への権力委譲は、現指導部が任期切れを迎える2012年党大会をまたいで進められそうだ。だが、今年中に日本を抜いて世界第2位の経済大国になる中国の次期トップの政治手腕には未知の部分が多い。【北京・浦松丈二、成沢健一】

 「腹いっぱいでやることのない外国人が、中国の欠点をあげつらっている」。習氏は昨年2月に外遊先のメキシコで米国の人権批判に反論。中国国内では愛国的発言と受け止められたが、海外メディアには批判的に取り上げられた。

 昨年12月に国家副主席として初訪日した際には、天皇陛下との会見希望日の1カ月前までに要請する「1カ月ルール」に合わない特例会見となった。中国国内の事情で訪日日程がぎりぎりまで決まらなかったためで、日本国内で大きな議論を巻き起こした。

 外交的にはマイナスイメージもあるが、最近の習氏は、ポスト胡錦濤の最有力候補として慎重な言動を心がけている。習近平氏と最近、会見した日本人の中国通は「大人(中国語でダーレン=立派な人物)の風格が出てきた」という感想をもらした。身長180センチを超える大柄な体をゆっくりと運ぶ様子が家父長の威厳を備えつつある。

 実務経験では福建省長だった01年に「サービス型政府」など開明的な行政改革を進めたことが有名だ。当時、国内メディアに「行政官は公僕であり、人民が主人であることを忘れてはならない」と発言して喝采(かっさい)を浴びた。

 地方リーダーの大半が胡主席直系の共産主義青年団(共青団)出身幹部で占められるようになった中国政界で、太子党の筆頭格である習氏は河北、福建、浙江の各省などで25年以上の地方経験を誇る。党政治局入りしている第5世代指導者ではただ一人、軍歴があり、軍内に基盤を持っていることも強みだ。

 ただ、地味な性格も影響し、以前は国民的歌手の彭麗媛さんの夫という認知のされ方が一般的だった。08年の北京五輪では党内の最高責任者として運営を任された。彭さんと五輪競技を観戦する様子がテレビ中継され、知名度アップにつながった。福建省内だけで連続17年勤務した習氏の経歴から、中国や対岸の台湾政財界では習氏に連なる「福建閥」という新たな利権グループの台頭が予想されている。

 「胡主席や温家宝首相に比べ、国民的な人気はまだ高くはない」(中国筋)。一方、香港紙に「一人娘が米国に留学した」と報じられるなど、家族の暮らしぶりも注目を集めそうだ。

 対日関係では福建省長時代の01年2月に長崎県、沖縄県、北海道を訪問している。対日強硬派として知られる江沢民氏の流れをくんでいるが一方で、08年春に国家副主席に就任した際には、江沢民時代随一の知日派で知られる前任者の曽慶紅氏(71)から秘書の大半を引き継いだ。そのため、「習氏の時代になっても中国の基本的な課題が変わることはなく、日中の戦略的互恵関係は揺るがないだろう」(外交関係者)という声が一般的だ。


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