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大中華世界的話題

1903チバQ:2010/10/16(土) 22:26:38
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1016&f=politics_1016_008.shtml
政治改革で大胆発言繰り返す温家宝、共産党会議に注目集まる
Y! 【政治ニュース】 【この記事に対するコメント】 2010/10/16(土) 11:21


劉暁波氏のノーベル平和賞受賞決定と公開書簡、政治体制改革(2)

  言うまでもなく、中国目下の最大の問題は政治改革である。政治改革を行わない限り何の改革も進まない状況である。政治改革の問題が解決されていないままでは、積み重なっている新旧の問題を解決する手がかりをつかめない。政治体制の改革は漸進的な改革である。しかし、今の問題は改革の「進」が見えないことである。今、政治改革とも言える部分的な改革は行われるには行われるが、ある改革は退歩的な改革でさえある。中国は政治改革の最適のチャンスを逸していて、社会の矛盾はますます大きくなるだろうという見解さえもある。

  一方、良知の学者たちは、政治改革に最大の障害になるのは権貴(権力と財力)によって形成された既得利益階層(権貴既得利益階層)であると指摘している。多くの学者は権貴資本主義に対して言及したが(呉敬〓、許小年など)、権貴資本主義よりも権貴既得利益階層のほうが本当の政治体制改革の阻害要因である。政治体制の改革は必ず権貴既得利益階層に不利になる。だから権貴既得利益階層は政治改革を喜ぶはずがない。

  政治体制改革は中国にとっては重要な問題であり、しかもとても緊迫した問題である。この間、深センでの胡錦濤総書記、温首相の講話が発したメッセージもそうである。改革の初期には改革は経済領域に集中するのは理解できる。しかし、30年後の今になっても経済領域に集中しているのは大きな問題だ。政治、経済、社会は相互に作用し合っている。改革が深化したにも関わらず、政治体制改革が未着手であれば、ほかの改革はもう前へ進めなくなる。

  民生問題は民主問題と無関係のように見えるが、実際はそうではない。民生問題というのは結局社会の富の分配問題である。もし政治体制に問題があって、利益の分配が非科学的になり、政治体制の構造が不合理になれば、公平というものもあり得ないのである。中国の政治体制においては、計画経済の名残りが今もたくさんの問題を引き起こしている。だから、政治体制の改革は非常に重要であり、しかも非常に差し迫っている。

  政治体制の不合理、利益分配の非科学、権力の無制限、自由裁量権の過大、ミクロ経済への過度な政府の介入、政府の権力と利益の結託などは既得利益階層を作り出す。既得利益の出現は公共権力の特性と関係があり、権利が高度に集中している管理体制とも関係がある。公共権力の所有者であり、既得利益の享受者である既得利益階層は既得利益を放棄し難いのは当然である。

  党と政府の関係は政治改革の核心的な問題であるとも言える。党と政府の関係は計画経済時代は曖昧だった。計画経済時代の民主は個人の利益の無視・軽視が前提になり、個人の利益を認めることができない、という民主である。しかし、市場経済時代には民主の新しい発展は避けられないものになる。

  従来の論理によれば、党は人民の代表であり、党が政府を統制することは最終的には人民が政府を統制することになるが、市場経済の今、人民の民主意識は高くなり、党はもう人民の利益を代表しているとは言えないのが真実になっている。党内の数多くの不正・腐敗者と既得利益者の存在が、尚更 その真実を証明している。

  10月15日(金曜日)から、300人あまりの中共中央委員が参加する中国共産党17期五中全会が召集される。温首相の政治改革の態度がどのように現れるかに世間の注目が集まっている。(編集担当:村瀬かおり)


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