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大中華世界的話題

1854チバQ:2010/09/30(木) 22:01:48
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100930/kor1009302104004-n1.htm
「人事に中国の影」ジョンウン氏、なぜ国防委ではなく党中央軍事委? (1/2ページ)
2010.9.30 21:01
 日本はじめ米韓などの政府情報当局は、北朝鮮の金正日総書記の三男、金ジョンウン氏が「朝鮮労働党中央軍事委員会」の副委員長に就任した背景分析を本格化させている。北朝鮮は、昨年4月の憲法改正で「国防委員会」(金正日委員長)を国家最高指導機関に昇格させたばかり。なぜ国防委ではなく、党中央軍事委だったのか−。関係者からは中国の影響力が指摘され始めた。(久保田るり子)

 金正日総書記は総書記就任(97年)以来、軍がすべてに優先する「先軍政治」を行ってきた。その象徴が国家機関、国防委員会だ。

 国防委員会は、98年の憲法改正で「国家の最高軍事機関」となり、昨年の憲法改正では「国家最高の権力機関」に格上げされた。人民監視・暴力機関(秘密警察)である国家安全保衛部責任者らも国防委入りしており、国家そのものといえる組織となった。

 それだけに、ジョンウン氏は国防委で副委員長に就任してもよさそうだが、党中央軍事委で金総書記に次ぐナンバー2となったため憶測を呼んだ。

 これに対して韓国の情報関係者は「今回の人事の目的は、後継体制の指示命令系の整備だ」と分析する。同筋は「今後は党軍事委が中長期の戦略を決め、国防委員会がこれを権威付ける形になるのではないか」と予測する。

 一方、日本の専門家は、ジョンウン氏の党側の肩書は重要と説明する。中国など共産国家で軍は「党の軍隊」である。胡錦濤国家主席は党総書記で党中央軍事委員会主席だ。党が軍を掌握できているかどうかは権力基盤の安定にかかわる。

 今回の人事については「北朝鮮が党が軍を支配する権力構造を回復する証しとして、ジョンウン氏を党側軍事組織のナンバー2に据えた」と分析する。中国が北朝鮮の暴発を警戒して「党」の軍への支配再構築を求め、北朝鮮がそれに応じたという見方だ。「中国は今年に入り、北朝鮮の内政への言及も公表して圧力をかけていた」(北朝鮮専門家)。北朝鮮は支援の多くを頼る対中関係を最も重視、金総書記は今年2度も訪中した。

 国防委員会の威光は、金総書記独裁体制下では維持されようが、金総書記の死亡など不安定期に入れば、機能するかどうかは不透明だ。また将来、ジョンウン氏が国防委員会入りして、両方の地位を占める可能性もある。北朝鮮で起きている変化の全容はまだつかめていない。


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