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大中華世界的話題

1726チバQ:2010/08/24(火) 12:58:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010082202000035.html
北京五輪2年後の苦闘 施設に遊園地やスキー場
2010年8月22日 朝刊

水立方の中でオープンした水上遊園地。人工で波を発生させるプールではしゃぐ子供たち


 北京五輪から2年。競技場や体育館など五輪施設の運営が、大きな悩みの種となっている。維持運営で四苦八苦する五輪跡地の各施設は、あの手この手で収益強化に知恵を絞っている。 (北京・安藤淳、写真も)

 ◆観光スポット
 五輪会場だった国家水泳センター(通称・水立方)は五輪開幕から二周年の八日、室内の水上遊園地をオープンさせた。

 五輪当時は使用されていなかった空間に、約三億元(約三十八億円)を投じて模様替え。色とりどりの滑り台や、大波が発生するプールなどで、北京の子どもたちがはしゃぎ回る憩いの場になった。入場料は大人二百元と少々高めだ。

 五輪後、水立方は年五百万人が訪れる観光スポットとなった。入場料は三十元。プールサイドでのオーケストラなどさまざまな催しが行われる。ただ、水立方関係者は「収支はとんとん」という。今後、五輪の記憶が薄れるにつれ、入場料だけに期待はできない。

 このため、水立方では、水上遊園地を新設したのに加え、北島康介選手らが活躍した競技用五十メートルプールの観客席を改築。上層部分の一万一千席を取り壊し、レストランや売店に一新した。

 水立方は世界中の華僑から建設費として九億四千万元の寄付が集まったおかげで、その後の負担は比較的軽いが、開会式が開かれた国家体育場(通称・鳥の巣)の運営はさらに厳しい。建設費約三十億元の回収を含め、運営面の課題が残る。

 入場料や五輪グッズ販売など昨年の収益は三億数千万元あったが、維持費や利息だけで年一億五千万元近くに上る。民間企業がいったん三十年間の経営権を獲得したが、維持費がかさみ昨年八月に経営権を放棄。現在は北京市の国有資産経営会社が運営する。

 昨冬には観客席五千席を撤去して期間限定のスキー場を開業。また、先月にはトラックを見渡せるレストランもオープンした。今後は鳥の巣の外側をショッピングモールやホテルに改装する計画も検討中だという。

 ネーミングライツ(命名権)販売の構想もあったが、運営会社の李愛慶理事長は「鳥の巣や水立方は北京の象徴だ。軽々しく名前をつけるわけにはいかない」と否定的。李理事長は「鳥の巣の財務は安定している。三年以内に主要な収入を入場券に頼らなくする」と、運営に自信を示している。

 ◆野球場は撤去
 北京五輪では、同市内に三十一会場が建設され、このうち新設は十二会場。卓球会場が北京大学内の体育館として建設されるなど、多くの会場が大学内に建設され、五輪後も稼働率を上げる方策が採られた。

 しかし、野球会場となった五〓松球場はすでに撤去され、最初に消えた北京五輪施設となった。福建省アモイ市に移築され、跡地はショッピングセンターになるという。

 野球は中国では人気がない上、その後、五輪種目から外れたことも球場撤去の一因というが、市民の間からは「国内最高の野球場だったのに」と惜しむ声も上がっている。


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