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大中華世界的話題

1607名無しさん:2010/05/24(月) 10:41:41
asahi.com(朝日新聞社):中国語訳「沖縄現代史」刊行 普天間報道 民衆史に関心呼ぶ - 出版ニュース - BOOK
http://book.asahi.com/news/TKY201005200243.html

中国語訳「沖縄現代史」刊行 普天間報道 民衆史に関心呼ぶ
2010年5月20日

 沖縄の近現代史についてまとめた新崎盛暉沖縄大名誉教授の著書がこのほど中国語訳され、北京の出版社から刊行された。タイトルは『沖縄現代史』。新崎氏と故中野好夫氏との共著『沖縄戦後史』(1976)と『沖縄現代史 新版』(2005、ともに岩波新書)を一冊にまとめる形で、北京の学術出版社である三聯出版が刊行した。初刷りは6千部で、知識人だけでなく一般読者にも読まれているという。

 翻訳を担当した法政大学沖縄文化研究所奨励研究員の胡冬竹氏によれば、中国のテレビでは米軍普天間基地移設問題が連日報道され、市民の間に沖縄への関心が急速に高まっている。

 中国人は琉球王国時代以来、沖縄に親近感を持っていたといわれるが、冷戦時代の沖縄は自分たちにミサイルを向ける基地としか見られなかったため、沖縄の人々の歩みはあまり知られないままだったという。だが冷戦終結後の東アジア情勢の変化もあり、「中国側から、歴史の主体としての沖縄民衆を知りたいという声が強まってきた」と新崎氏は言う。

 「民衆には、国家がせめぎ合うのとは別の関係がある。お互いが理解しあうことで、今まで見えてこなかった共通の視点が浮かび上がってくるのではないか」

 同書は08年には韓国語訳も刊行されており、沖縄近現代史をめぐる「東アジア共通のテキスト」の誕生とも言える。

 中国語訳をきっかけの一つとして、沖縄を媒介にした新しい交流も生まれている。今月29日には沖縄大学で、「アジアのなかで沖縄現代史を問い直す」と題したシンポジウムが開かれる。パネリストとして新崎氏はじめ、孫歌氏(中国社会科学院)、陳光興氏(台湾交通大学)、鄭根埴氏(ソウル大学)らが参加する予定だ。(樋口大二)


沖縄戦後史 (岩波新書 青版 981)
著者:中野 好夫・新崎 盛暉

出版社:岩波書店  価格:¥ 777


沖縄現代史 (岩波新書)
著者:新崎 盛暉

出版社:岩波書店  価格:¥ 861


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