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大中華世界的話題

1602チバQ:2010/05/22(土) 11:06:29
http://www.asahi.com/international/update/0522/TKY201005210634.html
バンコク、焼け跡無残 広場は閑散、立ち入り制限も2010年5月22日2時28分
 【バンコク=塚本和人】治安部隊とデモ隊が衝突し、一部が放火や略奪など暴徒化したタイの首都バンコクは21日、ようやく落ち着きを取り戻し始めた。タクシン元首相派のデモ隊が占拠していたバンコク有数の繁華街サイアム地区では、映画館や店舗がすっかり焼け落ちるなど暴動の激しさを伝えていた。

 サイアム地区は暴動が起きてから2日たっても一般市民の立ち入りは制限され、閑散とした広い通りや放火されたショッピングセンターの中では銃を持った兵士たちの姿が目立った。

 焼け落ちた映画館の前では、火災や略奪を免れた洋服店の従業員たちが黒い煙に巻かれた商品を店から取り出し、トラックの荷台に乗せていた。店を経営する弟を手伝っていた姉のスリナパーさん(42)は励ますように言った。「過ぎたことを考えても仕方がない。ほかの場所で店を再開することを考えたい」


http://www.asahi.com/international/update/0522/TKY201005210629.html
「タイの歴史上、最悪の出来事」 首相、治安回復を宣言(1/2ページ)2010年5月22日2時7分

 【バンコク=藤谷健】治安部隊とデモ隊が衝突し、一部が放火や略奪など暴徒化したタイの首都バンコクは21日、ようやく落ち着きを取り戻し始めた。アピシット首相は同日午後、テレビ演説し、バンコクや地方の治安が回復したと宣言した。しかし対立は根深く、和解には時間がかかりそうだ。

 首相は演説の中で、2カ月余り続いた騒乱について「19日の強制排除やそれまでの武力衝突で、多くの人命や資産を失い、タイの歴史上、最悪の出来事の一つ」だったと認めた。ただ強制排除については「損失を最小限に抑えられた」と評価した。数千人が徹底抗戦を叫び、一部が武装していたことを考えると、軍事的には作戦は成功したとの見方だ。

 とはいえ、少なくとも85人が死亡し、1400人以上が負傷した。放火や略奪も相次いだ。首都機能を長期間マヒさせ、10万人とも言われる失業者や巨額の経済損失を生んだ。タイの中進国入りを支えた外国投資や観光などへの負の影響も計り知れない。

 最も深刻な問題は、4年前のクーデター以来、政治対立が続き、「同じ家(国)に住む家族(国民)同士」(アピシット首相)が憎しみ合い、なじり合った結果、互いの心に深い傷を残した。それでも「同じ家に住まなければならない」(同)という点だ。

 タイ社会は、1980年代以降の急速な経済成長を経て大きく変容した。首都に高層ビルが立ち並び、市民は消費生活を楽しむ。遅れが目立った地方でも、格差は縮まったかに見えた。

 だが一連の騒乱や対立は、置き去りにされた「タイ社会の醜い事実」(ネーション紙)を白日の下にさらした。タクシン元首相派だけでなく、政府をはじめ、司法や軍などが自らの主張を貫くため違法手段や暴力を使い、国民の権利や尊厳を平気で踏みにじる。不公正や不正義に対する不満が一気に噴き出した。

 その点でアピシット首相が3日、(1)王室の政治利用禁止(2)貧富の格差是正(3)死傷者が出た衝突の真相究明(4)憲法改正や恩赦などの政治改革などを掲げた政治和解案は重要だ。これらの解決なくしては国民の和解は実現できない。一歩ずつ取り組んでいくほかはない。回り道は、新たな対立を生むだけだ。

 政治混乱のたびに調停役を果たしてきたプミポン国王は今回、沈黙を貫いた。

 昨年9月に発熱などのために入院した国王は病院にこもりきりで公式行事もほとんど執り行っていない。82歳という高齢による肉体的、精神的な衰えが指摘される。

 さらに双方による王室の政治利用に警戒感を示したとの見方もある。4年前のクーデターで軍部はタクシン氏の不敬を一つの理由に挙げ、今回も政府は同氏派を「王政転覆を狙っている」と非難した。これに対し、王室を政治的な道具に使う政府の姿勢にメディアから批判が出た。

 いずれの理由にせよ、今後、政治と王室の関係を改めて問い直す動きが出るのは避けられないだろう。


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