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大中華世界的話題

1572名無しさん:2010/05/18(火) 22:30:11
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100518/asi1005182107009-n1.htm
交渉による解決は困難 タイ衝突長期化 (1/2ページ)
2010.5.18 21:02

 【バンコク=宮野弘之】タイの首都バンコク中心部を占拠するタクシン元首相支持派「反独裁民主統一戦線(UDD)」のデモは、開始から2カ月以上が経過しても解決のめどは立たない。アピシット首相が提案した「11月14日の選挙」を柱とする和解案もUDDが受諾しながら、その後、新たな条件を出したため決裂し、政府の治安部隊とUDDとの衝突が再び激化した。方針が二転三転するUDD幹部の当事者能力を疑問視する声が多い中で、交渉による解決ではなく、最終的に強制排除しかないとの見方が強まっている。

 封鎖地域にはバンコク中心部の高級デパートやホテル、オフィスのほか、各国大使館も含まれ、日本でいえば、銀座と六本木を足したような地域。政府側は当初、電気や水道は地域内のマンションなどに残った住民のために完全には止めず、携帯電話の電波を制限し、食料や武器が運び込まれないよう検問所を設け、制限した。しかし、占拠地域から出る人については制限していない。

 このため、地元メディアによると17日夜の時点で、UDD幹部の演説するステージがある拠点付近に残っていたのは、女性や子供、高齢者などを中心に3千人程度で、一部が近くの寺院の敷地に退避した。

 政府は18日、赤ん坊がデモ隊のバリケードの上に座らされている写真を公開し、「赤ん坊を人間の楯として使っている」と非難したが、「政府、軍、UDDが完全に合意しない限り、無事に帰れる保証はないと思って帰らない人が多い」(地元ジャーナリスト)という。

 治安部隊を指揮するアヌポン陸軍司令官が、首相から18日までに拠点を奪還するよう求められながら、難色を示したのも、突入による犠牲者と効果を疑問視したためとされる。

 封鎖地区を抜け出した男たちは、UDDのシンボルカラーである赤シャツを脱ぎ、他の色のシャツに着替え、市内各所に分散しており、区別はつかなくなっている。一部は再び物資を運び込む準備を進めている。18日には封鎖地域の外で建物が放火されるなどした。

 一方、停戦交渉が二転三転しているのは、UDD幹部が、穏健派と急進派に分かれており、意見がまとまらないことに加え、UDD幹部が18日に認めたように、今回の反政府行動に直接資金援助を行っているタクシン氏が、即時の解散・総選挙を求めているためだとされる。

 政府は11月14日投票で議会の解散は9月後半としており、その場合、同月に行われる新しい軍司令官の人事や、次年度予算案にタクシン派が影響を及ぼせないことをあげる向きが多い。


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