したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

1567チバQ:2010/05/17(月) 22:01:25
http://www.asahi.com/international/update/0517/TKY201005160326.html
タイ騒乱 兵糧攻め包囲へバイク決死隊、抜け道から補給(1/2ページ)2010年5月17日1時50分

 タイ政府の治安部隊がタクシン元首相派の占拠するバンコク商業地区を包囲し始めてから16日で4日目に入った。元首相派は包囲を破ろうと占拠地の外側でも拠点作りを進めた。一方、占拠地の内側では集会参加者が大きく減る中、「兵糧攻め」に対抗して抜け道から必死で水や食糧を運び込もうとしている。

 元首相派のデモ会場から約2.5キロほど離れたクロントイ地区。スラムが広がる貧困地区で元首相の地盤として知られる。デモ隊を包囲した治安部隊と、外側から包囲網を突破してデモ隊に合流しようとする元首相派の群衆が、ここで衝突した。

 デモ隊が8車線の道路いっぱいに数百本のタイヤを積み上げて放火すると、治安部隊は煙越しに催涙弾を発砲して応戦。道路脇のビル上には狙撃手を配置し、後退する群衆とバリケードの間に約300メートルの無人地帯ができた。

 群衆の中から突然、猛然とエンジン音をたてて、オートバイの「決死隊」が突進していく。「行けー」「がんばれよ」と歓声が上がったが、銃撃音がすると転倒。乗っていた青年は足を引きずりながら物陰にうずくまった。

 青年を救おうと、今度は救急車が猛スピードで救出に向かった。待機中の救急隊員アウラワンさん(22)は「朝から20〜30人を救出した。半分は助からないかもしれない。救助隊も4〜5人が撃たれた」と話す。

 包囲された仲間への食料を積んだトラックや、タイヤを満載した車などが続々と突入し、銃撃を受けて引き返してくる。その度に3千人ほどが歓声や悲鳴を上げた。

 衝突現場から、約500メートル下がった路上には15日夜、新たな集会場ができた。集会に参加しているプラティープ元上院議員は「集会はやめない。やめたら、包囲されている人たちの強制排除が始まる。彼らの命が危ない」と話した。

     ◇

 包囲網の内側では、午後4時すぎ、ステージが置かれたラチャプラソン交差点の近くに小型トラックが到着した。荷台には即席めんや魚の缶詰、水のペットボトルが積まれていた。カメラを向けると、運転手が血相を変えて「撮るなっ!」と叫んだ。

 即席めんだけで180袋入りの箱が6箱。支持者が早速どこかに持ち去った。後で納品書を見せてもらうと、包囲網の外側にある大型スーパーで購入し、抜け道からひそかに運ばれた物だった。

 当初は緩やかだった検問は日ごとに厳しくなり、参加者の数は最盛期の数万人から2千人程度に減っている。電気や水道は遮断されたまま。列をなしていた屋台もほとんど姿を消した。

 会場にはまだ多くの女性や子供、老人の姿がある。会場でゴザを妻と一緒に売るチャリンさん(23)はすでに2カ月以上、長男のギターちゃん(1)と会場に寝泊まりを続ける。ステージで歌が始まると、ギターちゃんが手をたたいて踊り始めた。「結構、この場所が気に入っているようです」とチャリンさん。

 しかし、南に下り、ルンピニ公園側に入ると、一転して雰囲気が変わる。あちこちに投石用の小石や火炎瓶が用意されている。こん棒を持つ支持者の数も増え、すれ違った一人は短銃を持っていた。

 「軍が銃撃してくるので、24時間気が抜けない」と現場の警備責任者のチョック氏(43)は言う。その時、南から軍のものと見られるヘリコプターが現れた。間もなく、そのヘリコプターめがけて手作りのロケット花火がシュッと音を立て次々と発射された。(バンコク=武石英史郎、藤谷健)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板