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大中華世界的話題

1565チバQ:2010/05/17(月) 21:59:48
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100516-OYT1T00631.htm
タイ占拠地の子供・女性、「人間の盾」の懸念


16日、バンコク中心部の占拠地区内で、一時避難先の寺に向かう子連れのデモ参加者(AP) 【バンコク=酒井圭吾】タイの首都バンコクで続くタクシン元首相派勢力「反独裁民主戦線」(UDD)の抗議活動で、占拠地区に寝泊まりする子供や女性の安全確保の問題が深刻化している。

 治安部隊が強制排除に乗り出せば多数の死者が出るのは確実で、世論の逆風を恐れる政府は子供らの退去を主張。一方で、UDD側には、子供らを「人間の盾」とする思惑も見え隠れしている。

 治安部隊とデモ参加者がにらみ合いを続けるルンピニ公園前。16日午後、UDDが築いたバリケードの外で、デモ参加者の男性3人と女児(8)がタイヤや生ゴミを燃やしていた。時折銃声が響く中、そばで炎をみつめる女児。父親のプラソプ・ナリンさん(35)は「デモが終われば、(女児と)一緒にすぐに帰る。危険は承知だが今はしょうがない」とつぶやいた。

 地元NGO「チャイルド・ファンデーション」によると、占拠地区内のデモ参加者は約5000人で、うち約3000人が子供や女性、高齢者。就学前の子供も多く、路上でたばこを売る男児もみられた。同NGOは「子供だけは出さなければいけない」と主張するが、参加者の大半が地方から来ており、子供だけで帰宅できないのが実情だ。

 政府とUDDは、地区内にある寺院敷地を子供らのための「安全ゾーン」と指定するが、衝突が起こった際の安全が確保できるかどうかは不透明だ。

 政府にとっては、子供らの存在が、強制排除実施の障害になっているのは間違いない。子供らの死傷者が多数出れば、国内外から非難を浴びるのは必至で、政権崩壊の引き金になる可能性もある。そのため、治安本部は子供と女性、高齢者に対して17日午後3時までの退去を勧告し、移動用のバスも用意するなど、必死の「説得」を続けている。

 一方で、UDD幹部は本紙に対し、「子供と女性は家に帰るように促している」としながらも、実際の退去については「両親の意思が最優先」と話し、熱心でない。1か月前に占拠地区に入り、4〜12歳の子供4人と路上で寝泊まりするデーン・ドゥアンさん(45)は、「子供たちも戦っている。最後まで一緒だ」と語気を強めた。

(2010年5月17日06時04分 読売新聞)


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