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大中華世界的話題

1552チバQ:2010/05/16(日) 02:20:32
http://www.asahi.com/international/update/0515/TKY201005150169.html
タイ騒乱の死者25人に 市民巻き添え2010年5月16日1時22分

 バンコク中心部のタクシン元首相派占拠地域を完全封鎖したタイ治安当局は15日、同地域に支持者が近づくのを防ぐため、立ち入り禁止の「実弾使用地区」を周辺に設けるなど強硬措置をとり始めた。封鎖地域の外で衝突が起き始め、一般市民の巻き添えが増えている。救急医療機関によると、衝突が始まった13日からの死者は25人に増え、負傷者は約200人に達した。

 タクシン元首相派が占拠するバンコク最大の商業地区からまっすぐ北に2キロ余り。ラチャプラロプ地区では、15日朝9時前から政府の治安部隊による銃撃が再び始まっていた。

 路上には前夜から続く衝突によるとみられる割れたガラス片や小石があちこちに散らばる。道をふさぐように止められた軍用トラックからは黒煙が上がり、周囲には焦げ臭いにおいが立ちこめていた。パンパンと乾いた音が立て続けに響くたびに、電柱の陰に身を潜めた住民が体をこわばらせた。

 その先には銃撃を受けて事切れた2人を含む、数人が路上に放置されたままでいた。「発砲がやまない限り、収容できない」。駆けつけた救急隊員は悔しそうに話した。

 治安当局は、バンコク中心部のタクシン元首相派占拠地域の完全封鎖を効果的にするため、集まろうとする支持者を排除する方針をとる。このため、衝突地点が封鎖地域の外に広がり始めている。しかしそこは住宅や商店などの密集地で支持者と地元住民が混在し、見分けがつかない。その結果、一般市民が巻き添えになるケースが増えている。

 目撃者らによると、タクシン派の支持者20〜30人が集会会場に向かおうとしたところ、兵士が発砲してきたという。中にはたまたま通りかかった住民もいた。居合わせたサクンタイさん(33)は「タクシン派の支持者だけでなく、家に戻ったり、働きに出たりする住民も巻き込まれた」と話す。

 現場から700メートルほど離れた、戦勝記念塔に近いラチャウィティ病院。救急車が行き交い、実弾で負傷した人たちが運び込まれた。

 縫製工場で働くウィロテさん(27)もその一人。15日未明、自宅近くのラチャプラロプ通りに展開してきた治安部隊を見に行ったところ、左ふくらはぎを撃たれた。

 目撃者によると、治安部隊の銃撃は事前の警告はなく、突然始まった。ウィロテさんは「見えない赤シャツに疑心暗鬼となった軍が見境なく銃を撃った」と見る。

 無差別とも言える発砲に住民は不安を訴える。サクンタイさんも「これまでとくに関心はなかったけれど、政府は信頼できない」と話す。(バンコク=武石英史郎、藤谷健)


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