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大中華世界的話題

1501チバQ:2010/05/03(月) 20:48:08
 ◇開発20年「調和社会」遠く
 1949年の新中国成立後、上海は停滞の時代が続いた。再び勢いを見せ始めたのは、90年代に当時の最高実力者だったトウ小平氏の号令で黄浦江の東側にある浦東地区の開発が始まってからだ。開発から20年。万博会場の主要部分は浦東に位置する。浦東開発を手がけた元副市長の趙啓正・人民政治協商会議外事委員会主任は「北京五輪はスポーツの祭典だったが、万博は国民にこの国の将来の生活を示すことができる」と期待する。

 しかし、1日夜までに20万人余りが入場した初日には、人気パビリオンの予約券に来場者が殺到し、小競り合いとなる混乱が生じた。開幕前には万博のPRソングやキャラクター選定を巡る盗作疑惑が起き、知的財産権を軽視しがちな中国社会の実態が改めてクローズアップされた。

 中国指導部は「和諧(調和のある)社会」を目指しており、万博は団結を訴えるとともに、国民の意識変革を促す絶好の機会と言える。だが、利益優先の発展至上主義から転換し、世界と協調しながら国民全体が「より良い生活」を享受することがいかに困難なことかを上海の現実は示している。

毎日新聞 2010年5月2日 東京朝刊


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