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大中華世界的話題

1462チバQ:2010/04/22(木) 22:13:06
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010042202000059.html
タイ緊迫 兵士とにらみ合い続く
2010年4月22日 朝刊

21日、バンコクで、先をとがらせた竹やりや古タイヤで築いたバリケードで占拠地を守るUDDメンバーら=吉枝道生撮影


 【バンコク=吉枝道生】鋭くとがらせた大量の竹やりが古タイヤや鉄線と組み合わされてずらりと並ぶ。バンコク中心部で、タクシン元首相派団体「反独裁民主統一戦線」(UDD)が占拠している地域は、さながら要塞(ようさい)と化し、集まった市民らは、強制排除に備えて結束を強めている。

 「撃たれても絶対に逃げない。死ぬことなど怖くない」。ペッチャブン県から来た看護婦、シワライさん(61)は三月中旬から一カ月以上、占拠地で生活している。炊き出しの食事は無料で、五バーツ(約十五円)の臨時シャワーを毎日二回使う。体調を崩せばボランティアの医師が見てくれる。「確かにちょっと疲れたけど、生活の心配はない。勝つまでここにいる」と話す。

 “要塞”の中ではUDD側がパソコンとデジカメで独自のIDを発行。料金は五十バーツ。既に二十五万人が登録している、という。

 多彩な屋台が並ぶ歩道のブロックは投石用にはがされていた。

 デモ参加者のためにマッサージ店も開いていた。「毎日二十人以上来る。ふだんやっている店には日本人も来るけど、応援のために今はここで格安でやっている」と主人のオンピチャさん(52)。「私たちは非暴力。子どもや年寄りもたくさんいるでしょう」と周囲を見回した。取材していると「日本人が亡くなったことを申し訳なく思う」と何人もの赤シャツ部隊にお悔やみの言葉をかけられた。

 すぐ向かい側のビジネス街には、自動小銃などで完全武装した軍兵士が展開し、バリケードとにらみ合う。「日本人観光客も多いところだし、十分警戒しています」と小隊長。

 そこへ国王の写真を掲げた市民の一団が車で現れ、兵に水を配って回った。「われわれは赤でも(反タクシン派の)黄色でもない。ノーカラー(色なし)だ」とソムサックさん(52)。毎日、兵士の配備場所を回って水や栄養ドリンク、下着やタオルなどを届けているという。「赤シャツはもうやめてほしい。正常な国に戻ってほしい」。そう話して兵士と握手を交わし、あわただしく次の場所へと向かっていった。


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