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大中華世界的話題

1427チバQ:2010/04/14(水) 22:26:28
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100414/chn1004142106009-n1.htm
【中国地震】「チベット」ゆえ迅速対応 民族対立避けたい当局 (1/2ページ)
2010.4.14 21:04

 【北京=矢板明夫】14日大規模な地震に見舞われた中国青海省玉樹チベット族自治州は、チベット自治区と隣接している。海抜約4000メートルの自然環境に漢族などの移民は適応できないため、人口約25万人のうちチベット族が約97%を占める。他の少数民族居住地域と比べ漢族から受けた影響は少なく、現在もチベットの伝統文化や信仰が強く残っている。それだけに中国当局は地震発生後、迅速に救援態勢をとる一方、民族対立に発展しないよう神経をとがらせている。

 地震から4時間後の14日正午ごろ、中国人民解放軍、青海省玉樹軍分区の呉勇司令官は中国中央テレビ(CCTV)に、400人以上の兵士を8回に分けて震源地の玉樹県に派遣したことを明らかにし、「まずはガソリンの備蓄庫や弾薬庫などの場所の警備態勢を強化した」と語った。

 中国メディアによると、その後、武装警察部隊や軍が周辺各地から次々と派遣され、道路が寸断される中、同日夕方までに少なくとも3000人が被災地に入った。被災者救援のほか、暴動や衝突を警戒することも目的とみられる。

 玉樹は「王朝の移籍」という意味のチベット語「ジュグンド」に由来する。同自治州にはチベット仏教のゲルク派など主な4大流派が共存しており、サキャ派の聖地の一つといわれる著名な結古寺(ジェグ・ゴンパ)のほか、チベット仏教の寺院は約200近くもある。インドに亡命中のダライ・ラマ14世から大きな影響を受け、中央政府に根強い不信感を持つ僧侶も少なくないといわれる。

 また、3月から4月にかけてはチベット暦の旧正月やチベット騒乱(2008年3月14日)記念日など、政治的に敏感な日が重なっているため、中国当局は毎年この時期、インターネットを遮断し、州への出入り人口を点検するなど、暴動への警戒を強める。

 今回の地震は、最も敏感な時期に最も敏感な場所で起きた。青海省トップの強衛・党委書記とナンバー2の駱恵寧省長が14日午後までに現地入りしたのは、当局が問題を重視している表れだ。温家宝首相も公安省、消防総隊の幹部に直接救援指示を出すなど、国を挙げて対応している。

 14日夕現在、住民と当局の間でのトラブルは伝えられていない。しかし、四川大地震の際のように、救援や復興活動の過程で当局の対応に住民側の不満が高まれば、民族や宗教が絡んだ対立に発展する可能性も否定できない。


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