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大中華世界的話題

1372チバQ:2010/03/25(木) 22:38:47
http://mainichi.jp/select/world/news/20100326k0000m030057000c.html
フィリピン大統領:権力維持狙う…親族とともに下院選出馬
 【マニラ矢野純一】フィリピンで5月の大統領選と同時に行われる下院選の選挙運動が26日に始まる。下院選には、任期切れで退任するアロヨ大統領やその親族らが多数出馬し、アロヨ派は下院を制することで権力維持を画策しているとの見方が強い。これに対し、反アロヨ陣営は反発を強め、大規模な抗議行動も辞さない構えを見せている。

 ◇議長就任の観測
 287議席を争う下院選には、任期(1期6年)満了で退任するアロヨ大統領のほか、長男や夫の兄妹など4人、側近の官房長官ら前閣僚6人が立候補する。現下院は269議席中、アロヨ氏の与党が過半数の144議席を占める。アロヨ派は選挙で勢力をさらに拡大させたい考えで、アロヨ氏が下院議長のポストに就くのでは、との観測もある。

 今回の選挙では、初めて電子投票システムが導入されるが、テストのたびにトラブルに見舞われており、多くの地域で選挙が不成立となる懸念がある。一部地域で選挙が無効となった場合、正副大統領や同時に選挙が行われる上院議員が選出されない可能性がある。憲法では、正副大統領、上院議長が不在の場合、下院議長が大統領代行に就任すると規定されており、アロヨ氏が大統領代行に就任する可能性もある。

 また、アロヨ氏の権力維持の布石と指摘されているのが、軍や司法機関への腹心の起用だ。アロヨ氏は今月、国軍の参謀総長に腹心で元大統領警護隊長を、国軍士官学校の卒業年次の序列を無視して抜てき。国軍の主要ポストにも次々と腹心を送り込んでいる。大統領府の副報道官は19日、「選挙が不成立の場合は暫定軍事政権も考えられる」とコメントし、不測の事態が現実味を帯びてきている。

 一方、反アロヨを掲げて大統領選に出馬しているアキノ元大統領の長男、アキノ上院議員は遊説先で、「(選挙の不成立による)権力の空白は許されない」と話し、マルコス独裁政権を倒した、ピープルパワーによる民衆の抗議活動の可能性に言及。国民に影響力を持つカトリック司教協議会幹部も、ピープルパワーを示唆する発言をしている。

 アキノ候補を支援する非政府組織(NGO)幹部は「アロヨ氏の思惑通りになっても、民衆が許さない。一部地域で選挙が不成立となっても、次点に大きな差をつければ、選挙は成立する」と話している。


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