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大中華世界的話題

1350チバQ:2010/03/14(日) 19:13:58
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100312/chn1003121845005-n1.htm
苦境の馬英九政権、閣僚の辞任相次ぐ
2010.3.12 18:44
 【台北=山本勲】支持率低迷に悩まされている馬英九政権は今週、閣僚の辞任が相次ぎ、一段と苦境に立たされている。9日に楊志良・衛生署長(衛生相)が「政府の選挙対策で健康保険改革が進められない」ことに抗議して2度目の辞表を提出。11日深夜には死刑に反対する王清峰・法務部長(法相)が議会や世論の集中非難を浴びて辞職に追い込まれた。与党の中国国民党は先月末の立法委員(国会議員)補選でも、昨秋来の選挙4連敗を続けているだけに政権の今後を危ぶむ声も聞かれる。

 楊志良・衛生署長は昨年8月の就任間もなく、総統府が楊署長への事前の根回しをせずに米国産輸入牛肉を解禁したことで、世論の強い非難を浴びた。食品の安全を担当する官庁の責任者でありながら米台秘密交渉の枠外に置かれ、苦汁をなめさせられた。

 台湾各紙報道によると、今回は健康保険の財源対策として月収2万4千元(約6万7千円)以上の住民(約930万人)の保険料を引き上げようとして呉敦義・行政院長(首相)と対立。「頻繁な選挙が国を損ない、人民に災いを及ぼしている」との声明を発表し辞表を提出した。

 行政院(中央政府)は引き上げ対象を月収5万元(約14万円)、対象人口を約570万人に限定する意向とされる。

 年末の台北市など5大都市首長選挙や、2012年の総統選挙での馬政権・国民党へのダメージを最小限にとどめる狙いから、とみられている。衛生署側はこれでは膨張する医療費を賄えないと反論している。

 地元紙「蘋果日報」調査では頻繁な選挙を批判した楊氏の主張への「賛成」が48%強と「不賛成(34%)」を上回った。それだけに楊氏の再度の辞意表明にもかかわらず、政府はなお慰留工作を続けている。

 対照的に王清峰法務部長の死刑反対表明には非難が集中した。弁護士出身の王部長は元来、死刑廃止論者で08年5月の就任以来、死刑執行令への署名を拒んできた。

 先月の立法院(国会)での与党委員の質問に対しても「死刑廃止は世界の潮流」と答弁。今月10日には法務部のホームページで持論を展開したことで凶悪犯罪の被害者家族や世論、与野党の非難が沸騰、辞意表明の形で“詰め腹”を切らされた。台湾の各種世論調査では死刑廃止への反対論が7〜8割と大多数を占めており、王氏を法務部長に起用した馬総統の責任も問われるところだ。


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