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大中華世界的話題

1283とはずがたり:2010/01/05(火) 23:59:52

台湾:馬政権の弱体化露呈 米牛肉の輸入規制を再強化
http://mainichi.jp/select/world/news/20100106k0000m030065000c.html

 台湾の立法院(国会)で5日、政府方針に反して米国産牛肉の輸入規制を強化する法案が可決され、馬英九政権の弱体化が改めて露呈した。馬総統は昨年10月から与党・国民党の主席を兼務し、党内基盤を固めようとしてきたが、与党の「造反」と米国からの圧力という内憂外患に見舞われ、今後の政権運営でも苦境に立たされそうだ。

 輸入解禁の議定書締結は昨年10月末、突然発表された。馬政権が立法院に事前説明をしなかったため、与野党の立法委員は政権への不信感を募らせた。

 国民党は立法院で約7割の議席を握る巨大与党。しかし、08年の立法院での法案通過率は5割前後にとどまる。党内で幅を利かせる古参の立法委員と総統府の間で摩擦があるためだ。馬総統は国民党主席への復帰などで党内改革を進めようとしたが、地方などの反発は依然根強い。

 馬総統は昨年8月の大水害での対応の遅れを批判されて以降、支持率低迷にあえぐ。昨年12月の統一地方選では野党・民進党に得票率で肉薄された。馬総統の人気の陰りを敏感にとらえた国民党の立法委員が、輸入規制強化の法案審議で民進党と共闘姿勢を見せ始めたのもこのころだった。

 馬総統の人気回復が遅れた場合、対中国融和政策などを含む大胆な政策推進は難しくなる。また、米国との関係に亀裂が生じれば、国際機関への参加拡大に向けた動きも鈍るとみられ、外交政策への影響も避けられなくなる。【大谷麻由美】

毎日新聞 2010年1月5日 19時58分(最終更新 1月5日 22時28分)

台湾:米牛肉の輸入規制を再強化 立法院で修正法案可決
http://mainichi.jp/select/world/news/20100106k0000m030057000c.html

 【台北・大谷麻由美】台湾の立法院(国会)は5日、昨年10月に米国との間で交わした米国産牛肉輸入解禁の合意議定書を覆し、ひき肉や内臓などの輸入規制を再び強化する食品衛生管理法の修正案を可決した。与野党共闘での修正案可決となり、馬英九政権は議席の7割を占める巨大与党・国民党からも反旗を翻される形となった。

 馬総統は同日、緊急会見を開き「立法院の決議は尊重する」としながらも、米国が台湾にとって安全保障や貿易における重要国であることを強調。「今後生じる不利な影響の責任は行政・立法が共に引き受けなければならない」と付け加えた。

 昨年来の立法院の動きに対し、米通商代表部と米農務省は昨年末、「議定書の合意内容を無効とするものだ」との共同声明を発表し、議定書の全面的な履行を要求。今年2月初旬に開催予定だった米台貿易投資枠組み協定(TIFA)の協議をキャンセルするなど台湾への圧力を強めていた。

 台湾では昨年11月、月齢30カ月以下の米国産牛肉のうち、へんとうと回腸を除くすべての部位の輸入を解禁した。BSE(牛海綿状脳症)の病原体が蓄積しやすい脊柱(せきちゅう)などの危険部位も含まれるため、住民の間からは健康面で不安の声が上がっていた。

 【ことば】BSE(牛海綿状脳症)

 「異常プリオン」と呼ばれる感染性たんぱく質が蓄積し、脳の組織がスポンジ状になる牛の中枢神経疾患。発症後は運動障害や異常行動を引き起こし、死に至る。人にも感染すると考えられている。日本では牛の脳を含む頭部、脊髄(せきずい)、腸の一部などが特定危険部位に指定され、食肉処理場での除去、焼却が義務付けられている。

毎日新聞 2010年1月5日 19時47分(最終更新 1月5日 22時26分)


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