したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

大中華世界的話題

1197チバQ:2009/10/31(土) 11:59:26
http://www.asahi.com/international/weekly-asia/TKY200910240231.html
【苦しむ】青蔵鉄道、高地の壁 越える文明の足 チベット2009年10月31日
 中国で06年、青海省ゴルムド〜チベット自治区ラサ間に開通した青蔵鉄道は標高5千メートルの地点を通り、世界一高い鉄道と言われる。

 夕方5時半、甘粛省蘭州発の列車に乗り、ラサを目指した。「軟臥」と呼ばれる一等寝台車で約2千キロの旅。雄大な景色を逃すまいと窓にしがみつく。

 翌朝、ゴルムドを過ぎた辺りからだった。緑の高原にうっすらと雪がかかる光景を眺めながら、頭がドンと重くなってくるのを感じた。標高4千メートル。ハアハアと自分が息を吸う音が耳につく。「心配無用。高地での正常な反応だ」と女性車掌は言うが、苦しくてたまらない。

 チベットの人々の独特な宗教生活を作り上げてきたのは、下界のよそ者を阻むかのような厳しい自然環境だ。だから青蔵鉄道はチベット文化を破壊するものだ、との考えがある。漢族支配の強化の道具だ、との指摘もある。だが中国政府は「チベットは貧しいままでいいのか。すべての人が現代文明を享受する権利があるはずだ」(同自治区幹部)と開発優先の立場を譲らない……。

 その先に考えを進めようとすると、頭がぼーっとする。酸素が足りない。

 結局、ベッドに横たわった状態で知らぬ間に最高地点5072メートルを通過した。標高3600メートルまで下ってラサ駅に着いたのは夜8時過ぎだった。(古谷浩一)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板