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大中華世界的話題

1170チバQ:2009/10/03(土) 12:03:53
http://mainichi.jp/select/world/news/20091001ddm007030018000c.html
還暦の巨龍:中国建国60周年/上(その2止) 成長の陰に格差
 ◇歳入は60年で1000倍に
 「西洋人が400年かけて経験してきた天と地ほどの差のあるふたつの時代を、中国人はたった40年で経験してしまった」。文化大革命期と改革・開放の時代を舞台に生きる人々の姿を描き、中国でベストセラーとなった小説「兄弟」(文芸春秋)。著者の余華氏はあとがきで、文革期をヨーロッパの中世になぞらえ、現代とのギャップをこう表現した。

 建国後の中国は、毛沢東主席の下、社会主義国家建設にまい進したが、急進的な大躍進運動が失敗し、多くの餓死者を出した。66年から76年までの文革も紅衛兵による扇動と権力闘争で内乱の様相を呈した。

 中国全土を混乱に陥れた大躍進運動と文革による犠牲者は数千万人に上るとの指摘もある。

 毛沢東主席の死後、文革を指導した「四人組」が逮捕され、失脚していたトウ小平氏が実権を掌握した。「白猫黒猫論」(白猫でも黒猫でも、ネズミを捕る猫はいい猫だ)を展開し、「改革・開放」路線が78年に始まった。

 民主化勢力を武力で抑え込んだ89年の天安門事件で中国は国際的に孤立し、保守派の巻き返しが進んだが、トウ氏は92年の南巡講話で改革・開放の加速を指示した。

 江沢民・朱鎔基体制、現在の胡錦濤・温家宝体制もトウ路線を受け継ぎ、市場経済化を進めてきた。

 中国共産党機関紙「人民日報」によると、中国の財政収入(歳入)は建国間もない1950年から2008年の間にほぼ1000倍にまで増えた。また、08年の1日当たりの国内総生産(GDP)は、52年の年間GDPを上回るという。

 一方、公害・環境問題や汚職の横行など急激な経済成長が生んだひずみも顕在化してきた。最大の問題は、都市と農村、沿海部と内陸部などの経済格差の拡大だ。チベット自治区や新疆ウイグル自治区で発生した大規模暴動も、背景には少数民族が漢族ほど成長の恩恵を受けていないことへの不満があると指摘される。成長の負の側面をどう克服していくかが今後の大きな課題と言えそうだ。【服部正法】


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