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大中華世界的話題

1104とはずがたり:2009/07/15(水) 04:03:19
特集ワイド:北朝鮮、3代世襲 悩める在日
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090625dde012040034000c.html?link_id=RSH03

金正雲氏の写真を報じた毎日新聞と、自身がかかわった同人誌の復刊本を手元に置いて話す梁石日さん=東京都杉並区で、山本晋撮影

 北朝鮮で権力継承への動きが慌ただしい。ポスト金正日(キムジョンイル)は三男、正雲(ジョンウン)氏(26)が確実視されつつある。祖国の3代世襲劇を在日社会はどう見つめているのか?【鈴木琢磨】

 ◇梁石日さん「正雲氏は利用されるだけ。まるで李朝の続きだ」
 ◇金石範さん「変えるには革命しかない。それはできない…」

 「可哀そうですよ」。黒のTシャツ、金色に光るネックレス、スイスに留学していた16歳の正雲氏の顔写真をいちべつするや、梁石日(ヤンソギル)さん(72)は言い放った。「いま26歳ですか。経済がめちゃくちゃでしょ、彼がいくらしっかりしてたって、取り巻きは海千山千の連中、身動きがとれない。権力闘争に利用されるだけ。パリかニューヨークにでも行って遊べばいいんですよ」

 破天荒な父をモデルにした梁さんの小説「血と骨」の舞台は大阪・鶴橋だった。終戦後、かいわいは巨大な闇市が広がり、解放の喜びもつかの間、在日朝鮮人たちは日々を必死に生き抜いた。正雲氏の母、高英姫(コヨンヒ)氏(04年死亡説)も1953年、その鶴橋で生まれた。父は朝鮮半島の南の島、済州島からきた。柔道家を経てプロレスラーになるものの夢破れ、61年、家族そろって帰国船に乗る。そして平壌の万寿台芸術団に入り踊り子をしていたとき、金総書記の目に留まったとされる。

 「そうらしいね。息子に大阪での苦労話なんかもしているでしょうし。ひょっとしたら、話せない状況だったかもしれない。帰国者である事実をことさらに意識させてはいけないというか。ま、朝鮮人とすれば父が息子に継がせたいと思うのは人情でね。驚かない。母もそうでしょう。それが社会主義の国だというから、おかしくなる。まるで李朝の続き、王朝。革命の伝統を受け継ぐのは、すなわち血統を受け継ぐ。そういう論理でしょう。お世継ぎ感覚」

 時間を50年前に戻す。59年12月、日本から北朝鮮への帰国事業が始まると、10万人近い在日朝鮮人が「地上の楽園」を目指した。当時、詩を書いていた梁さんは同人誌の表紙を<祝帰国船出港>と色刷りにした。一方で、同じ誌上に朝鮮総連の幹部でもある詩人を批判する文も載せた。官僚主義、教条主義への疑問を抱いていた。「高揚していたんです。友達も第1船で帰ったしね。あのころは在日の組織を批判しつつも、おれもすぐ帰ると言ってました。社会主義へのあこがれ、祖国の建設のために、とね。そういう時代でした。うそ八百の講談みたいな金日成(キムイルソン)伝を聞かされましたが、英雄が欲しかったんですよ。希望の星でしたから」


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