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大中華世界的話題

1097名無しさん:2009/07/11(土) 11:51:38
http://mainichi.jp/select/world/news/20090710ddm007030064000c.html
安定への模索:インドネシア・ユドヨノ再選/中 問われる外交指導力
 「ユドヨノ−オバマで米国との関係はどんどん良くなるだろうね」。こう声を弾ませるルリー・ダサアドさん(48)は、オバマ米大統領が幼いころ住んでいたジャカルタで、一緒に小学校に通った間柄だ。「バリー(オバマ氏の愛称)との再会が待ち遠しいなあ」と、旧友が来訪する日を思い描く。

 イスラムとの関係改善を掲げるオバマ大統領は、先月訪れたカイロでの演説でもジャカルタ時代に言及し、「夜明けに、夕刻に、アザーン(礼拝呼び掛け)を聞いて育った」とイスラムとの「縁」を強調した。他方、ユドヨノ大統領は米国留学経験もあるインドネシア政界きっての「知米派」で、2期目の外交も対米関係が主軸となる。

 オバマ大統領は、11月にシンガポールで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の前後にインドネシアを訪問する方向で調整が進んでいる。初の首脳会談では安全保障、経済開発など4分野の協力を盛り込んだ共同宣言を発表する見通しだ。インドネシア外務省当局者は、前回04年に続く直接大統領選が混乱なく終わったことで、米国と「民主主義や人権という価値の共有」を確認し、「米国とイスラムの橋渡し役を果たせる」と胸を張る。

 ただ、インドネシアにとって地理的にも遠い中東への影響力は限定的で、具体的な「橋渡し」の中身は必ずしも明確ではない。

 東南アジア諸国連合(ASEAN)内での指導力発揮も大きなテーマに浮上している。「優等生」といわれたタイは、政情不安を露呈し、信用を失墜させている。ASEANが欧米から非難を浴びるミャンマーの人権問題を抱えながら、2015年の共同体創設に向けて踏み出すなか、「東南アジアの顔」としてユドヨノ大統領への期待が高まる。

 世界的な金融危機下で経済成長を維持するインドネシア。日本との関係も、かつての「支援−被支援国」から、「国際貢献のパートナー」に変わりつつある。域内で唯一のG20(主要20カ国・地域)メンバーとなるなど国際社会で増す存在感を、外交の場でどのように生かすかが問われる。【ジャカルタ井田純】


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