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大中華世界的話題

1025千葉9区:2009/06/08(月) 21:55:44
http://mainichi.jp/select/world/news/20090605ddm007030160000c.html
民主化への底流:中国・天安門事件20年/上(その2止) 矛盾噴出する中国社会
 ◇動き始めた民衆 陳情や「散歩デモ」、知識人ネットワーク化
 急速な経済発展に伴い、貧富の格差拡大や官僚の腐敗、環境問題など社会の矛盾が噴出する中国。民衆は陳情やストライキ、静かなデモといった方法で立ち上がっている。89年の天安門事件当時のような「民主」という掛け声はないが、自らの権利を守ろうとする行動は多様化している。

 「中国の人権・民主の声は高まっている。市民社会は成長を続けている」。天安門事件当時の学生リーダーだった王丹氏(40)は台北市内で開かれたフォーラムで中国国内の状況をこう評価した。「市民社会の力が国家の力を超えれば、中国の民主化にも希望が持てる」とも述べた。

 中国では現在、大小さまざまな抗議活動が全国で発生している。土地・家屋の強制収用や立ち退きへの抗議、飲料水の汚染問題、職場環境改善の要求など、自らの生活の権利を守ることが目的だ。掛け声を上げず、散歩名目で行うデモも都市部で目立ち始めている。

 04年の中国政府の発表によると、直訴・陳情は少なくとも年間1000万件に上る。また広東省南部の経済圏では現在、1000人以上が参加するストライキが日々発生していると言われる。

 「政治に無関心な中産階級が増えているが、まず個人の権利意識が高まることが民主化推進の大きな力になっていく」。ある民主活動家はこう指摘する。

 人権派弁護士も新たな存在だ。法律の知識のない農民や市民の訴えに耳を傾け、中国では伝統的に隔絶しがちだった知識人と民衆をつなぐ役割を果たしている。

 香港在住の時事評論家、程翔氏(59)は「民衆と知識人の協力が全国各地で生まれ、それがネットワーク化している。人権保護活動は進化してきている」と期待を寄せる。

 北京では5月10日に「六四(天安門事件)研究討論会」が開かれた。英BBCなどの報道によると、出席したのは、学者や弁護士、当時民主化運動に携わって拘束された活動家ら19人。

 報道によると、討論会では天安門事件の真相究明を求める意見が出たほか、事件の意義、中国の民主化の将来について話し合われた。中でも注目されたのは、中国国内で人権保護活動が活発化していることだった。

 会に出席した弁護士は「現在の人権保護活動は89年の民主化運動を基礎としている。今の運動は主にインターネットやメディア、民間組織の設立などを通じ、人権保護や法治を進めている。これは政治体制の転換を進めることにつながる」と話したという。【台北・大谷麻由美】


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