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大中華世界的話題

1009千葉9区:2009/06/01(月) 22:30:00
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090601ddm001010072000c.html
読む政治:北朝鮮、2度目の核実験(その1) 姿変えた国会決議
 ◇野党分断、図った自民 「核廃絶」一転「北朝鮮制裁」に
 衆院は5月26日午後1時半からの本会議で、北朝鮮による前日の核実験に抗議する決議を採択した。

 「この暴挙は、先般のミサイル発射と並び、わが国を含む地域の平和と安定を脅かすもの」と非難し、政府に北朝鮮への制裁強化を求める内容だ。「ミサイルとは断定できない」などの理由からミサイル発射非難決議(4月7日)に反対・棄権した共産、社民両党も、今回は賛成に回った。

 核とミサイル。北朝鮮にとっては表裏一体の恫喝(どうかつ)手段なのに、賛否に違いが出たのは両決議の出発点が異なっていたためだ。

 核実験への抗議決議は、核なき世界を提起したオバマ米大統領のプラハ演説(4月5日)が伏線だった。民主党内で核廃絶決議を目指す議論が生まれ、与野党は5月8日の衆院議院運営委員会で文案の調整に入ることで合意した。

 原案作りは民主党が担当。各党間の意見の違いに配慮して「核廃絶・軍縮・不拡散に向けた努力を一層強化すべきだ」などと抽象的な内容になる予定だった。

 ところが、その後に与野党の対決色が強まったため、議運委では「一刻を争う決議ではない。国会が正常化したら改めて議論しよう」と先送りされていた。

 たなざらしになりかけた決議の実現に意欲を見せたのは自民党だった。核実験当日の25日午後、「原案に北朝鮮非難の文章をつけて決議しよう」と民主党に提案。民主党が社民、共産、国民新各党に根回しを始めたところで、自民党は新たなボールを投げてきた。

 「北朝鮮非難の部分をもう少し強められないか」。25日夕、議運委の平沢勝栄理事(自民)が渡辺周理事(民主)に電話で打診。渡辺氏は「全会一致にしたいから社民、共産にも配慮してほしい」と要望した。

 しかし、自民党内では別の思惑が働き始めていた。自民党の大島理森国対委員長は、平沢氏に「首相声明と衆院決議を整合させる必要がある。与党単独決議でもいいから、強い内容にしろ」と指示。決議の内容を非難一色にすることで、野党の分断を図る作戦に切り替わっていた。

 自民党は26日午前、野党側に文案を示した。共産党は表現の一部に難色を示し、野党共同で修正を求めたが、自民党は拒否。共産党の穀田恵二国対委員長は「与党側は反対してもらってもいいという動きだった」と振り返る。同党が採決直前に賛成を決めたことで全会一致の決議にはなったが、核廃絶という当初の目的は後回しになっていた。


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