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【政権交代選挙】200X次期衆院選スレ
1535
:
とはずがたり
:2008/01/13(日) 00:36:34
風のあとで 2005衆院選<東京都>
(下)加速する自公協力(2005/9/15)
「過剰か」戸惑いも
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/kikaku/074/3.htm?from=goo
「次の選挙では合同で選対本部を作りましょうか」。11日深夜、20区で自民党の木原誠二さんが当選を決めた直後、握手を交わした木原陣営の選対本部長の倉林辰雄都議と公明党の谷村孝彦都議は、どちらからともなく話した。
前回衆院選で、多摩地区で唯一、公明党本部が自民党候補を推薦しなかった同区。今回、初めて自公の本格的な選挙協力が行われた。
読売新聞社と日本テレビ系列各社が投開票日の11日に行った出口調査では、20区の公明党支持層のうち71・6%が木原さんに投票していた。同区の公明党票は約3万と言われ、単純に計算すると約2万1000票が木原さんに投じられたことになる。
関係者によると前回、自民党候補が得た公明党支持層の票は1万票程度とされる。今回の木原さんと民主党の加藤公一さんの差は約4700票。公明党の支援が前回並みなら、木原さんは加藤さんに競り負けていたことになる。
公明党関係者は「本当なら(加藤さんとの票差を)1万票以上にできた。しかし推薦決定から10日でこれだけ取れたのは上出来。今後はもっと緊密な関係を持てるようになる」と自信を見せた。
「これまでにないほど、自公の連携がうまくいった」。23区で当選した自民党の伊藤公介さんの陣営幹部と同区の公明関係者は口をそろえた。出口調査では、前回は公明党支持層の91%の票を得ていた伊藤さんが今回はさらに伸ばして94%。公明党も同区で比例票を前回から約5000票増やした。
公明党関係者は、小泉首相らが自公での勝利を訴えたことなどに加え、「衆院選で協力するのは3回目で、抵抗感が薄れてきた」と分析する。
自民党候補がもし公明党支持層の票を得られなかったら――。出口調査の結果などから試算すると、今回、自民党が勝利した多摩地区7選挙区のうち、19、20、21区で自民党候補は民主党候補に敗れていたことになる。民主党は議席を減らしたとはいえ、前回の衆院選並みの得票をしており、党勢が衰えたとまでは言い難い。「公明党抜きで選挙はできない」とする自民党関係者は多い。
だが、親密化の加速ぶりに戸惑う声もある。「組織を締め付けたわけでもないのに、これだけの票が入るとは」と21区の公明党幹部。同区では80%を超える公明支持層が自民党の小川友一さんに投票したとみられる。
衆院解散日に比例選単独に方針を変えたとはいえ、もともと同区は公明党の高木陽介さんが小選挙区出馬を狙っていた。それだけに自民党との協力に複雑な思いを抱く公明党関係者も少なくなかった。「公明支持層の中にも『小泉旋風』が吹いた。消去法で自民党候補に入れたのだろうが」
「公明はギブばかり。テークしてもらっていない」との不満が公明党側にはあるものの、すっかり定着してきた自公協力が、自民の歴史的勝利を支えたことは確かだ。
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