したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

2007年参院選スレ

1とはずがたり:2004/07/15(木) 21:12
現時点で

民緑 52(比例19・選挙区33)
自民 49(比例14・選挙区35)
公明 11(比例8・選挙区3)
共産  4(比例4)
社民  2(比例2)
無所  3(秋田・新潟・沖縄)

今選挙区の定数是正がないとすると

北道 民自   岩手 民
宮城 民自   福島 自民
茨城 自民   栃木 自民
群馬 自民   埼玉 自民公
東京 民民自公 千葉 民自
神奈 自民民(今回公明は自民へ・松に遠慮する事はない)
新潟 民自   富山 自
石川 自    福井 自
長野 民自   静岡 民自
愛知 自民民(神奈川に同じ)
岐阜 自民   三重 民
京都 民自   大阪 民公自
兵庫 民自   和歌 自
鳥取 自    島根 自
広島 自民   福岡 民自
鹿児 自

で決まりであろう。民25自27公3。

残りの選挙区は,青森・秋田・山形・山梨・滋賀・奈良・岡山・山口・徳島・香川・愛媛・高知・佐賀・長崎・大分・熊本・宮崎・沖縄の18選挙区。

比例は
民主 19〜21
自民 15〜13
公明 7〜8
共産 4〜5
社民 2

といったところか。民主20自民14公明8共産4社民2として結局

民主 20+25+52=97議席を固めた
自民 49+26+14=89議席は固い
公明 11+3+8=22は確定的
共産 4+4=8程度か
社民 2+2=4は死守したい
無諸 3+0(いずれも野党系無所属)

は3年後の参院選後は既に確定し居てるといって良い。自公で111民共社無で112。

従って上記の残り18選挙区が決戦場となる。風向きや定数是正でまだ大きく情勢が変わることも十分予想できるがここは残る18選挙区を今から取りに行きたい。

4413名無しさん:2009/09/08(火) 22:23:40
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-22646-storytopic-3.html

糸数氏で野党統一 7月参院選挙区2007年4月3日 社大党が7月の参院選沖縄選挙区(改選一議席)への擁立を決めた同党副委員長の前参院議員・糸数慶子氏(59)について、社民党県連、共産党県委、民主党県連の野党各党は2日までに、社大の協力要請を了承した。糸数氏が野党統一候補となることが確定した。参院選沖縄選挙区は2期目を目指す現職の西銘順志郎氏(57)との一騎打ちとなる見通しだ。
 社大党の喜納昌春委員長らは、先週から各党を相次いで訪ね、糸数氏擁立について報告するとともに、選挙区での協力を要請。社民は3月27日に要請を受け、同日三役で糸数氏推薦の方針を決めた。民主は3月29日の要請を受け、30日の常任幹事会で推薦方針を決めた。
 2日の共産との会談では、無所属無会派の堅持や基本姿勢など参院補選での一致点を踏まえることを確認。共産は政策など調整した上で、補選終了後に正式決定する。
 喜納委員長らは2日、連合沖縄に対しても協力要請した。連合沖縄は補選後に議論する方向だ。

4414名無しさん:2009/09/08(火) 22:24:47
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21400-storytopic-3.html

島尻、狩俣氏が出馬表明 参院補欠選挙2007年2月18日 4月5日公示、同22日投開票の参院選沖縄選挙区・補欠選挙(欠員1)で、那覇市議の島尻安伊子氏(41)、前連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)は17日、那覇市内でそれぞれ記者会見し、正式に出馬表明した。島尻氏は「妻、母、働く女性としてこれまでの経験、台所の感覚を忘れず、子育て世代の代弁者として教育、人材育成、医療福祉問題などの解決に力を尽くす」と述べた。狩俣氏は「沖縄の経済、雇用問題は深刻で、経済自立化が見えない。働く人の労働条件も苦しく、基地問題も揺さぶられている。自ら国政の場でただしていく」と述べた。
 補選は知事選に出馬した前参院議員・糸数慶子氏の辞職に伴うもの。両氏の事実上の一騎打ちとなる。島尻氏は24日、狩俣氏は22日に事務所開きを行うほか、早期に政策発表する。
 島尻氏は無所属で立候補。自民が推薦、公明も推薦の方針。那覇市のロワジールホテルオキナワで会見した島尻氏は「仲井真弘多知事、五ノ日の会、与党議員とスクラムを組み、国、県の諸問題解決に取り組む。野党だった議席を取ることが使命だ」と強調。子育て支援策や国際交流促進などを打ち出す考え。普天間移設問題では「危険除去の1点で早期移設を目指したい」と述べた。憲法改正では「いろんな意見、考え方がある。それをきちんと考えていきたい」と改正論議を見守る姿勢を示した。当選後の会派は「白紙」とした。
 狩俣氏は無所属で出馬。社民、社大、共産、民主が推薦。那覇市のホテル日航那覇グランドキャッスルで会見した狩俣氏は「行き過ぎた規制緩和政策で格差社会が極めて深刻だ」と自公政権を批判。社会保障政策への対応や教育、県経済自立を課題に挙げた。普天間移設問題では県内移設反対、即時閉鎖・早期返還を求める姿勢を鮮明にした。また「安倍政権は憲法改正を目標にする危険な内閣だ。厳しい姿勢でただしたい」と強調した。会見の席上、社民党県連、社大党、民主党県連との政策協定に調印した。当選後も無会派の考え。

4415名無しさん:2009/09/08(火) 22:26:35
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21134-storytopic-3.html

島尻、狩俣氏一騎打ちに 参院補選2007年2月8日 4月22日の参院選・補欠選挙(欠員1)で、社民党県連、社大党、民主党県連が出馬要請している連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)について、3党がブリッジ共闘を呼び掛けている共産党県委の前田政明副委員長は7日、琉球新報社の取材に対し「基本的にはまだ白紙だ。早期に本人と協議し、県民の願いに応えるブリッジ共闘を追求したい」との姿勢を強調した。その上で「独自候補を立てる方針は持っていない」との考えを示した。(瀬底正志郎)
 共産が独自候補を立てないことで、参院補選は狩俣氏と、与党陣営が擁立を決めた那覇市議の島尻安伊子氏(41)の一騎打ちが確定的となった。
 前田副委員長は、狩俣氏との協議の中では、政治姿勢や無所属無会派の堅持、新基地建設や憲法改悪反対などの考え方や、共産との共闘の意思を確認する方針。ただ「共産の立場を否定するようであれば毅然(きぜん)とした対応を取る」と述べた。狩俣氏との協議を経た上で正式に対応を決める。
 狩俣氏は同日の自治労県本(比嘉勝太委員長)の中央委員会で、推薦状を受け取った。狩俣氏は「しっかりとした取り組みをつくり、確実な勝利を果たしたい。格差社会の問題を先頭を切って訴えていく」と決意を表明した。また連合沖縄の仲村信正政治センター代表幹事が社民、社大、民主に対し連合の推薦方針を報告。週明けに狩俣氏が受諾を伝える日程などを確認した。
 一方、島尻氏擁立でまとまった自民党県連の新垣哲司幹事長らは7日夕、都内で党本部の中川秀直幹事長と二階俊博国対委員長と会談。島尻氏擁立を報告した。新垣氏によると、中川氏は「よくまとめてくれた。ありがとう」と述べたという。
 補選には那覇市の会社代表の金城宏幸氏(68)も出馬を表明している。

4416名無しさん:2009/09/08(火) 22:27:12
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21110-storytopic-3.html

連合沖縄狩俣氏を推薦 参院補選2007年2月7日 連合沖縄は6日、三役会議を開き、4月の参院補選で会長の狩俣吉正氏(56)の擁立を認めることを確認した。7日の緊急執行委員会で狩俣氏の推薦を決定し、推薦権限を持つ連合本部に上申する。ただ、加盟組合ごとの組織対応については「構成組織の事情に配慮する」として、統一対応を求めることは見送った。旧同盟系の一部労組では自主投票となる組織も出る見通し。
 狩俣氏は社民党県連、社大党、民主党県連の野党3から出馬要請を受けている。三役会議で狩俣氏は「退路を断ってでも出馬したい」と強い決意を示し、役員に理解を求めた。所属する連合沖縄の方針が固まったことで、近く政党に要請受諾を伝える。
 三役会議では、政権交代に向けて反自公で一致した3党の決定を尊重することを確認。役員の中には、現職会長の擁立にもかかわらず、政党の決定が先行して組織内で十分な議論ができないことに不満もあり、政党に対し今後は事前の相談や調整を密にするよう申し入れることでまとまった。
 狩俣氏の参院補選擁立について、既に出身母体の自治労県本が推薦を決めている。一方、電力総連やUIゼンセン同盟などで構成する県友愛連絡会は狩俣氏が無所属・無会派の立場で出馬することに「民主基軸という連合方針に逸脱する」と反発。大浜直之県友愛連絡会事務局長は「組織内で議論することはない」と述べ、事実上、自主投票となる方向性を示した。

4417名無しさん:2009/09/08(火) 22:30:37
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-20822-storytopic-3.html

狩俣氏の擁立決定 社民、社大、民主、共闘呼び掛けへ 2007年1月28日 4月22日の参院選沖縄選挙区・補欠選挙(欠員一)で、社民党県連、社大党、民主党県連は27日、それぞれ機関会議を開き、連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)の擁立を確認した。3党は28日の代表者会議で狩俣氏擁立を正式決定する。社民、社大、民主は「全野党共闘をまとめていきたい」(比嘉京子社大党書記長)と、3党の正式決定を受け共産党県委、政党そうぞうに候補者と政策協定を結ぶ「ブリッジ共闘」での選挙協力を呼び掛ける方針。
 狩俣氏は琉球新報社の取材に「連合沖縄や出身の自治労県本などと相談しながら検討したい。3党が掲げる政策に異論はない」と述べた。
 人選には狩俣氏のほか県議の赤嶺昇氏(39)、基地軍隊を許さない行動する女たちの会共同代表の高里鈴代氏(66)の3人が浮上。3党が確認した(1)無所属・無会派を貫く(2)「憲法9条を守る」「普天間飛行場の閉鎖、県内移設反対」など8目の政策事項の順守(3)同日投開票の宜野湾市長選とのセット―の3条件について、赤嶺氏は民主党公認・会派入りを主張。高里氏は出馬を固辞した。狩俣氏は3党の条件に応じる姿勢を示したため3党が一本化で調整。「意欲があり条件もクリアできる。統率力もあり適任だ」(新里米吉社民党県連書記長)などとしてそれぞれ擁立を決めた。
 一方、与党陣営の候補者に決まった那覇市議の島尻安伊子氏(41)は取材に対し「決定は重く受け止めたい」と述べた。ただ自民党県議の中で「民主から出た人は推せない」と幹事会の決定に不満も上がっており、同党県連は28日昼、議員総会で対応を協議する。

4418名無しさん:2009/09/08(火) 22:31:43
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-20844-storytopic-9.html

参院補選、候補者決まる 一枚岩に不安の種2007年1月28日
上:参院補選で島尻安伊子氏の擁立を決めた自民党県連の候補者選考委幹事会=27日、那覇市の自民党県連 下:狩俣吉正氏の参院補選擁立を確認する社民党県連の執行委員会=27日、那覇市旭町の官公労会館
 4月22日の参院補選で27日、与党陣営は那覇市議の島尻安伊子氏の擁立を決めた。社民党県連、社大党、民主党県連の野党3党は狩俣吉正氏の擁立をそれぞれ決定した。決定には同日の宜野湾市長選、7月の参院本選との連携や、次期衆院選も念頭に置いた思惑も垣間見える。双方とも28日に正式決定するが、それぞれ不安材料も抱えており、3カ月を切った選挙戦に一枚岩で臨めるか課題も残る。(政経部・瀬底正志郎) 27日の自民党県連の候補者選考委幹事会。最終的に県議の国場幸之助氏と島尻氏が軸となった選考は、ある幹事が「国場氏は今後に残しておきたい」と指摘。その意見に推されるように一本化が決まった。

■7月とセット
 与党陣営の中には当初から「無所属」「女性」との思惑が広がっていた。ある関係者は「女性なら短期決戦の中、女性や無党派の支持を得られる。7月の本選とセットできる」と、7月の本選に野党陣営から出馬が取りざたされる糸数慶子氏を念頭に、女性候補擁立で本選も有利に進めたい思惑もちらつく。別の陣営幹部は「経済界、公明は無所属でなければ支援しにくい。自民党本部も無所属で了解している」と明かす。一部に、当選後には公明会派入りもうわさされるなど、衆院1区での自公の選挙協力も絡んだ決定との見方もある。
 だが、今回の決定に自民党県議団から強い不満が噴出している。県議の1人は「民主公認で通った人に決めるのはおかしい。県議や市町村議員は戦えない」と指摘。27日の幹事会でも「議論する時間を求めたが、押し切られた」と運営そのものを批判する。県内の保守系では国政選挙で初の女性候補だが、選考過程で生じたしこりをどう解消できるかが焦点だ。

■市長選への影響
 一方、野党3党は、各党が候補者と政策協定を結ぶ「ブリッジ」による全野党共闘を目指す構え。3党は「無所属、無会派を貫く」と強調。基本政策も6党が一致できた先の県知事選の基本姿勢をベースに、共闘を強く意識する。
 共産は「政策協定が締結できるかどうかが先だ」(幹部)と、政策を見ながら「ブリッジ共闘」が可能か見定める構えで、革新色が薄まれば共闘は難しいと指摘する。
 だが、同日の宜野湾市長選は革新勢力にとって落とせない選挙。野党が補選で分裂すれば「市長選への影響も大きい」(民主幹部)だけに、3党と共産の協力は可能とみる向きもある。
 労働組合の議論も週明けから本格化する。人選協議に狩俣氏を提起した社民は、県内最大労組で狩俣氏の出身でもある自治労県本から、擁立を前向きに検討する姿勢を非公式に確認。3党は行政施策や労働政策に通じた狩俣氏の実績に加え、労働界を挙げた全面支援を期待する。
 ただ狩俣氏が政党からの出馬要請を受諾するためには、連合沖縄内部の環境整備ができるかどうかが焦点になる。

4419名無しさん:2009/09/08(火) 22:32:30
http://ryukyushimpo.jp/modules/news/article.php?storyid=21400

島尻、狩俣氏が出馬表明 参院補欠選挙2007年2月18日 4月5日公示、同22日投開票の参院選沖縄選挙区・補欠選挙(欠員1)で、那覇市議の島尻安伊子氏(41)、前連合沖縄会長の狩俣吉正氏(56)は17日、那覇市内でそれぞれ記者会見し、正式に出馬表明した。島尻氏は「妻、母、働く女性としてこれまでの経験、台所の感覚を忘れず、子育て世代の代弁者として教育、人材育成、医療福祉問題などの解決に力を尽くす」と述べた。狩俣氏は「沖縄の経済、雇用問題は深刻で、経済自立化が見えない。働く人の労働条件も苦しく、基地問題も揺さぶられている。自ら国政の場でただしていく」と述べた。
 補選は知事選に出馬した前参院議員・糸数慶子氏の辞職に伴うもの。両氏の事実上の一騎打ちとなる。島尻氏は24日、狩俣氏は22日に事務所開きを行うほか、早期に政策発表する。
 島尻氏は無所属で立候補。自民が推薦、公明も推薦の方針。那覇市のロワジールホテルオキナワで会見した島尻氏は「仲井真弘多知事、五ノ日の会、与党議員とスクラムを組み、国、県の諸問題解決に取り組む。野党だった議席を取ることが使命だ」と強調。子育て支援策や国際交流促進などを打ち出す考え。普天間移設問題では「危険除去の1点で早期移設を目指したい」と述べた。憲法改正では「いろんな意見、考え方がある。それをきちんと考えていきたい」と改正論議を見守る姿勢を示した。当選後の会派は「白紙」とした。
 狩俣氏は無所属で出馬。社民、社大、共産、民主が推薦。那覇市のホテル日航那覇グランドキャッスルで会見した狩俣氏は「行き過ぎた規制緩和政策で格差社会が極めて深刻だ」と自公政権を批判。社会保障政策への対応や教育、県経済自立を課題に挙げた。普天間移設問題では県内移設反対、即時閉鎖・早期返還を求める姿勢を鮮明にした。また「安倍政権は憲法改正を目標にする危険な内閣だ。厳しい姿勢でただしたい」と強調した。会見の席上、社民党県連、社大党、民主党県連との政策協定に調印した。当選後も無会派の考え。

4420名無しさん:2009/09/08(火) 22:33:56
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-02-18/2007021801_05_0.html

2007年2月18日(日)「しんぶん赤旗」

参院沖縄補選に狩俣氏
共産党と政策合意
9条改憲・安保に反対

--------------------------------------------------------------------------------

 四月二十二日投票の参院沖縄選挙区補欠選挙で、日本共産党沖縄県委員会は十七日、連合沖縄前会長の狩俣吉正(かりまた・よしまさ)氏(56)と政策合意書・覚書を結び、推薦することを発表しました。

 那覇市内で記者会見した赤嶺政賢党県委員長(衆院議員)と狩俣氏は、糸数慶子前参院議員の知事選出馬に伴う同補選で、沖縄県民の声を代表する革新の議席を守り抜く意義をのべました。

 赤嶺委員長は、政策合意書と覚書の内容を詳しく説明し、狩俣氏の勝利をめざして全力をあげる決意を訴えました。

 狩俣氏は、大衆運動にかかわるなかで、県民が保革を超えて一つになったとき、沖縄の歴史が変わることを学んできたとのべ、「そのなかで共産党は欠くことのできないパートナーだと考えている」と強調しました。

 政策合意書は(1)憲法九条の改悪に反対。沖縄の現状からして日米安保条約に反対する(2)憲法二五条に保障された国民の生存権、生活と福祉を守りぬく(3)消費税の税率引き上げに反対―など七項目。覚書では、「狩俣氏は当選後、特定の政党・会派に所属せず、無所属議員としての立場を貫く。特定の政党からの立候補はしない」と明記し、日本共産党と定期的な協議を行うことなどを確認しています。

 狩俣氏は同日、沖縄社会大衆党、社民党、民主党の三党とも政策合意書を交わしました。


--------------------------------------------------------------------------------

 狩俣氏の略歴 一九五〇年宮古島市生まれ。県立宮古高校、琉球大学短期大学部卒業。平良市職労委員長、自治労県本部委員長、連合沖縄会長などを歴任。

4421名無しさん:2009/09/13(日) 12:27:35
古い記事ですが参考までに。

http://outlaws.air-nifty.com/news/2008/07/post_0fb7.html
2008年7月25日 (金)
【ミニ情報】川田龍平・参議院議員、「後援会」で内紛が勃発
昨年7月の参議院選挙で東京都選挙区より無所属で立候補し、68万3629票を獲得して初当選した川田龍平・参議院議員(=左写真)。ところが、ここに来て個人後援会組織の「川田龍平を応援する会」(東京都新宿区)で内紛が起きていることが分かった。

関係者によれば、同会の元事務局長(小金井市議)ら11人が「民主的運営の変質に対し、重大な決意を持って反対」などとする文書を7月18日付で会員に配布しているという。本誌が入手した同文書を見ると、「川田議員の困惑せざるをえない振る舞い」として10項目も箇条書きで暴露していた。その中には、「体調不良を理由」に午前の国会をサボり、午後には旅行していた、というものまである。

一方、川田議員も20日になって〝反撃〟の文書を会員向けに配っている。それによると、「事務局スタッフから事実でない内容が書かれた手紙をだされてしまい、みなさまにはご心配をおかけして大変申し訳ありません」、「会の会計に不明朗なところがあり、税金である立法事務費を議員の許可なく無断で使うなど不適切な使い方に疑問を持ち、明らかにしようとしたところ、会の帳簿を隠そうとしました」などと反論している。

ちなみに、この「応援する会」は川田氏の当選を期に、個人後援会であるとともに、「資金管理団体」(政治資金の出入りを管理するため政治家が指定する政治団体)に移行していた。別の関係者によれば、「今回の内紛の根は意外に深いと思いますよ。これまで明らかになっていなかった〝ドロドロとした人間関係〟が表沙汰になるかもしれませんね」という。

00:05 政治 | 固定リンク

4422名無しさん:2009/09/19(土) 16:08:27
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/fukushima/TKY200707080053.html

現在位置:asahi.com> 2007参院選> 地方ニュース> 福島> 記事

〈揺らぐ組織:4〉労働組合 議論避け“一丸”の二股
2007年07月08日

 福島市春日町の県文化センターで7日、民主党から比例区で立候補予定の相原久美子・自治労中央執行委員の総決起集会があった。
総決起集会で気勢をあげる自治労などの組合員たち=7日、福島市春日町の県文化センターで


 「相原さんを当選させて国会での政策転換を実現したい」。自治労県本部の丹治則雄委員長もあいさつに立った。丹治委員長は、相原氏の選対幹部でもある。

 その丹治委員長は先月17日、同市の飯坂温泉にある保養施設で、やはり自治労出身の又市征治・社民党幹事長の総決起集会で壇上に立った。こちらの集会では「与野党逆転のために、社民党を軸として参院選を戦っていかなければならない」と檄(げき)を飛ばした。

    ◇

 自治体職員の労働組合で構成される自治労は、もともと旧社会党の支持組織だった。県内の産別労組では最多となる約2万1000人(05年6月現在)の組合員を抱える。

 福島市荒町の県本部には、相原氏と又市氏それぞれのポスターが仲良く並んでいる。比例区と選挙区で民主、社民両党の合わせて4人を推薦したのは、全国でも福島県だけだという。

 自治労本部の大門正彦政治政策局長は「福島では、それぞれの労組ごとに割り切って判断しているのだろう」とする。だが、県本部の大塚成一書記長は「票の割り振りなどの戦略があるわけではない。民主か社民かなどと議論すればまとまらず大変なことになる」。

    ◇

 対応に苦慮しているのは連合福島も同じだ。

 約800の労組が加盟し、約9万人(05年6月現在)の組合員を抱える連合福島の樋口正事務局長は「それぞれの労組ごとに、民主、社民のどちらを支持しているのかと気遣っている。憲法や原発など触れられない課題もある」と一本化できない悩みを漏らす。和合正義前会長も「これで連合内部も『またさき』になる。一緒に選挙をやることに慣れていたが、社民党が選挙をやることで相当な負のエネルギーを費やすことになる」と頭を抱える。

 4月の参院補選では民主党候補が圧勝。同党の足元は「連合におんぶにだっこ状態」(同党国会議員秘書)という声さえあるほど、連合が大きな頼りだ。ただ、長期的には労組自体の先細りも避けられない。

 労組に加入する組合員数は、県内でも漸減している。94年の約18万5000人をピークに、06年には約13万8000人まで減少した。雇用者全体に占める組合員の割合(推定組織率)は、1950年には42.7%あったが、06年は17.4%と過去最低を記録した。

    ◇

 また、組合員数が増えても、組織への帰属意識が薄らいでいるケースもある。

 繊維や流通業が加盟するUIゼンセン同盟の県支部は、5年前よりも約3000人の組合員が増加したが、全体の約4割がパート労働者だという。同じくパート労働者が組合員の4割を超えるヨークベニマル労組(約2500人)の矢吹裕委員長は「パート労働者の組合員が多くなると、組織活動の浸透が難しくなる。正社員と違って、労組以外への帰属意識を持った人が増えることになる」という。

 連合福島の羽田則男会長も労組一丸となっての政治活動が難しくなったとするが、「だからこそ選挙で勝つことが求心力になる。選挙で勝って、働く人のための法整備を実現することで、組合員の連合に対する信頼を高めたい」と力を込めた。

4423名無しさん:2009/09/20(日) 10:34:01
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/san-in_document/11675.html

投票まで11日 【財界】 蜜月関係 政局不透明、距離感も (2007/07/18)
 「日本経団連は全面的に(政府与党に)協力する。これまでも、これからもだ」。経団連会長の御手洗冨士夫は十七日、年金問題の釈明のため理事会に訪れた厚生労働相・柳沢伯夫に強調した。集まった財界人約三百人からは拍手が起き、結束を誇った。

 蜜月関係が続く財界と政権。その象徴が、安倍晋三政権下での首相外遊同行の経済ミッションだ。昨年十一月のベトナム、今年四月の中東五カ国には各百人以上の財界人が集まった。既に、八月予定のアジア三カ国歴訪同行も決まった。

 財界人を引き連れた外遊は、国際舞台では知名度が低い安倍の存在感を引き立てる。一方、財界も「各企業トップの個別の訪問では会えない外国の首脳や閣僚と会談できる」とのうまみがある。

 御手洗にとって最大の関心事は、締約国間の関税を撤廃する自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)の早期締結だ。自動車や薄型テレビ輸出のライバル・韓国は今年四月に米国とFTAに合意し、欧州連合(EU)との交渉も本格化。経済ミッションは「このままでは取り残される」という御手洗の危機感の裏返しといえる。

 一方、EPAが農業自由化につながると、農業団体や道などは激しく反対。「ここで安倍さんが大敗して政局になっては一層停滞する」。経団連は、自民党の新人候補支援を、大手企業に水面下で要請するなどテコ入れに躍起だ。

 だが、一部に冷めた空気もある。経団連は過去三回の参院選で自民党から財界人を統一候補として当選させたが、今回は擁立を見送った。「期待した集票力がなかった」(関係者)のが理由だが「政局が不透明な中、政権に取り込まれるのは避けた方がいい」との声も。

 統一候補の一人だった伊藤忠商事出身の近藤剛は結局、日本道路公団の最後の総裁に引っ張り出され、談合事件の対応に奔走した。今や国民の批判の矢面に立つ社会保険庁長官・村瀬清司も損保ジャパン出身だ。相次ぐ官の“尻ぬぐい”に、ある財界人は「(一部労働者を残業代の支払い対象から外す)ホワイトカラー・エグゼンプションや法人税減税論議でも、財界が悪役にされた」と不快感を示す。

 「財界と政府与党は車の両輪」と称する御手洗にとって、政権との距離感を推し量る難しい局面といえそうだ。=敬称略=

4424名無しさん:2009/09/20(日) 14:37:38
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/fe_010_070721_01.htm
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/feature/0010/img/fe_010_070721_01.gif

組織力低下 連合の苦悩【比例選】
パート出身や若い世代擁護

 台風一過の16日。埼玉県越谷市の市民会館で、自治労の組織内候補、相原久美子(60)を支援する集会が開かれた。約120人の出席者のうち、越谷市の職員労組組合員は4分の1程度。残りは、非常勤職員や市の委託業者で作る労組、社会福祉協議会などからの参加だ。

 「公共サービスって、公務員だけでやれるもんだとは思ってないです。ゴミの収集は民間に委託され、高齢者施設にも民間があります」

 白いジャケットに身を包んだ相原はこう語りかけた。さらに、「私は(札幌市の)非常勤職員と言われるパート出身だから、(正規と非正規の)均等待遇を実現したい」と続けた。

 会場からは、「パートの代表を国会へ」「頑張って」との声が上がった。

 連合の中核である自治労の組合員は2002年度に100万人を切り、06年度は92万人にまで落ち込んだ。組織再建のため、03年に採択した「21世紀宣言」には、地方公務員の枠にとどまらず、地域の公共サービスを担うすべての労働者の結集を目指す方針が盛り込まれている。

 この方針に沿い、相原の選挙戦は、従来の正規職員の支持固めを超えたすそ野拡大を試みている。自治労はこれまで、参院比例選には本部の三役経験者らを擁立してきた。非常勤出身の相原の擁立は、“自己改革”の象徴ともいえる。

 公務員バッシングを和らげる狙いもある。

 自治労幹部は「自民党は公務員と民間を対立するものと位置付け、公務員たたきをしている。官と民の垣根を低くすることが大切だ」と話す。

 自治労は、民主支持か社民支持かの路線対立も依然として抱える。山形をはじめ東北などの県では、参院比例選で社民党の又市幹事長(63)を推すところも少なくない。

 「安倍内閣は、夕張市の破たんも、社会保険庁の問題も、責任を労働組合になすりつける。トヨタ自動車で欠陥車が出たら、労組の責任を問うのか」

 又市は17日、山形市での集会で労組を擁護した。出席者の中心は自治労の組合員だった。自治労山形県本部の幹部はこう語る。

 「民主党は保守系の国会議員が多い。その上、山形では基盤は弱く、今後、どうなるかわからない。うちはまだまだ社民支持だ」

 一方の民間労組も、組織改革を迫られている点では、自治労と同様だ。

 NTT労組などで作る情報労連は、参院比例選に新人の吉川沙織(30)を擁立した。吉川は04年、民主党の公募に合格。その後、情報労連の特別中央執行委員などを経て、組織内候補となった。

 情報労連幹部は「若い組合員の政治離れが進んでおり、『なぜ労組が選挙運動するのか』と疑問を持っている。同じ世代の候補なら一体感を持てるはず」と吉川擁立の狙いを語る。

 吉川は18日、金沢市で開かれた情報労連の講演会で「30歳前後の世代がフリーターや非正規雇用という働き方を余儀なくされている。若い世代の代表として格差の是正に取り組みたい」と訴えた。

 04年参院選で、連合は組織内候補8人を擁立し、全員当選させた。だが、8人の個人名投票の合計は約173万票で、当時の組合員数(約675万人)の3割にも満たなかった。今回は7人の組織内候補を立て、全員当選を目指す。集票力低下に歯止めをかけられるか。連合にとって、参院選は自分との戦いでもある。(敬称略)

(2007年7月21日 読売新聞)

4425名無しさん:2009/09/20(日) 15:47:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/100/2.htm

決戦2007参院選 トップ





民主と社民協力 不信乗り越え「風」狙い

舟山氏支持を正式に決めた社民党県委員会。舟山氏(右)も駆けつけ、「頑張ろう」と気勢を上げた(6月1日、山形市内で)


 「自公政権を倒すという大きな目的に向かって、ともに戦っていきましょう」

 6月1日、山形市内で開かれた社民党県委員会は、参院選山形選挙区で、民主党の舟山康江(41)を支持することを正式に決めた。舟山も会場に駆けつけてこう呼びかけ、出席者からは大きな拍手が起きた。

 この決定に、民主県連会長・近藤洋介は「社民党さんには大人の対応をしてもらった」と胸をなで下ろした。民主の有力支持団体・連合山形の加盟労組は、実は民主支持と社民支持に2分される。3年前の参院選にも立候補した舟山の得票と社民候補の得票を合わせると、当選した自民・岸宏一を上回った。今回、民主にとっては、社民と選挙協力ができるか、端的に言えば社民に独自候補擁立を断念してもらえるかどうかがポイントだった。

 民主の思惑通り、社民県連は今年1月、独自候補擁立を見送り、民主候補を支持する方針を内定した。組織の維持のためにも、あくまでも独自候補を擁立すべきとの声も党内には根強かったが、それでも支持を決めたのは、4月の県議選で民主から協力を得られると社民が踏んでいたからだ。

 だが、県議選では社民の期待は裏切られた。鶴岡市区では民主が単独推薦した候補は当選したが、県連代表・田辺省二は落選。寒河江市区でも、民主が単独推薦した候補は当選したが、民主、社民がともに推薦した新人は落選した。

 6月1日の社民県委員会では、舟山が姿を見せる前、田辺が「県議選では5人当選を目指し、そのために民主と選挙協力をしたが、2勝3敗という結果を思うと、その判断がどうだったか問われてしかるべきだ」と述べ、民主への不信感を隠さなかった。

 とはいえ、関係労組が舟山の推薦を次々と決定していく中で、社民にほかに選択肢がなかったのも事実。県連幹事長・広谷五郎左ェ門は「県議選の結果をいちいち検証するのでなく、お互い反省があれば意見交換し、不信感をなくすような努力をしていきたい」と、「大人の対応」をしていることを強調する。

 6月中旬、舟山は社民支持の自治労傘下の自治体職員組合を回り始めた。民主県連関係者は「これまでいくつも選挙を戦ってきたが、自治労を回ったのは今回が初めて」、連合山形関係者も「これまでは2分されていた労組が一体となっている」と手応えを感じている。「今までは負ける選挙ばかりやってきたが、今回は勝つ選挙をする」。そんな心強い言葉を労組からもらった民主関係者もいる。長年培ってきた地盤を持っている社民の地方議員は少なくない。彼らがフル回転すれば集票を期待できる。

 薄氷を踏みながらも、描いた筋書きをたどった舟山陣営。だが、年金記録漏れ問題などによる逆風の中、自民、公明両党が徹底した組織選挙を仕掛け巻き返しを図ってきた時、対抗できるのか。「建設業者にあいさつ回りに行くと、必ず自民のポスターが張ってある。『ああ、ここにも来たんだな』と。締め付けはすごいみたい」。山形の保守地盤の厚さを知る舟山は最近、周囲にこう漏らしている。

 近藤は7月1日、山形市七日町で街頭演説に立ち、「年金を取り戻すため、安心安全の老後を取り戻すため、元気な山形県をつくるため、7月29日は投票に行こう」と叫んだ。「なるべく外に出て、1人でも多くの人に顔を見せ声を聞いてもらう」と舟山も力を込める。投票所にどれだけ多くの人の足を運ばせるかがポイントになる。(文中敬称略)

4426名無しさん:2009/09/20(日) 17:14:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/097/3.htm

07参院選 53万票の余波 トップ





■共産、社民、新党日本■
■共産■ 独自路線批判票の受け皿、■社民■ 弱体化身内も固められず、■新党日本■ 田中氏支持層掘り起こし
■共 産

 参院選公示を間近に控えた7月7日夕、中野早苗(共産)は中野市で開いた集会で支持者に呼びかけた。「今回は本気で勝つつもりで頑張っている。2番手の自民候補に近づきつつある」。公示後も、中野は自ら「あと一押しです」と訴え、必死に盛り上げた。

 結果は、橋本内閣が退陣するきっかけとなった1998年の参院選で、同党が県内で獲得した過去最高の票に匹敵する約19万票。中野は「政治とカネの問題など、国民の怒りが大きかった」と与党への批判票を一定程度集めたと分析する。

 だが、民主躍進の陰に隠れた感がある。党県委員長の今井誠は「国民が与党に怒りを表したのは前進だ」と前向きに評価した上で、「民主が掲げている政策は自民と変わりない」として、護憲など独自の路線を貫く考えだ。


■社 民

 民主の一人勝ちで埋没した中川博司(社民)は開票日の夜、「自民でも民主でもない第三極として、社民党へ流れる風をきちんと受け止められなかった」と反省の言葉を口にした。

 選挙初挑戦で約9万票を獲得した点については、「新顔にしてはよくやった」と党内で評価する声も多い。

 ただ、組織の弱体化は否めない。かつて社民を支持した労組の大半は民主基軸に移った。現在、県内で社民を支えるのは全日本自治団体労働組合(自治労)の約2万8000人などわずか。

 県内の比例選で約6万2000票を獲得したが、重点候補として自治労県本部が応援した同党幹事長の又市征治の得票は、7000票に満たなかった。自治労関係者は「身内も固め切れていない」と嘆く。

 中川は憲法改正阻止といった重点政策を掲げ、「風を受ける帆を大きく張る努力をしなければならない」と話している。


■新党日本

 新党日本代表として比例選に出馬した前知事・田中康夫は公示日を含め4日間県内入りし、かつての支持層の掘り起こしに努めた。新潟県中越沖地震から2日たった7月18日には被害を受けた飯山市に入り、キノコ農家などを励ました。一部ではあるが、知事選を支えた勝手連の一部が今回も活動した。前知事与党だった県議の北山早苗も早朝から駅前でビラを配るなど支援した。

 その結果、県内で同党が得票したのは約11万、うち田中の名を書いたのは約5万。昨夏の知事選で獲得した約53万票から大きく減らしたが、北山は「長野県外で160万票も取った。長野での改革が全国で評価された」と強調する。

 7月29日午前、自宅のある軽井沢町で投票を済ませた田中は、「長野県が“後戻り”しないため、日本全体の制度を変えてほしいという期待を感じた」と自信ありげに語った。今後も県内政界に話題を振りまきそうだ。(敬称略)

      ◇

 この連載は三浦真、千歳誠祥が担当しました。

4427名無しさん:2009/09/20(日) 17:39:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/094/2.htm

決戦2007参院選 トップ





(中)悲願
二大政党止めたい 共産 退潮逆手「今こそ」 社民

事務所開きで拳を振り上げる中野氏(6月5日、長野市で)

 ■共産■

 毎週火曜日の朝、長野選挙区(改選定数2)で共産党公認の中野早苗(59)はJR長野駅前に立つ。

 「今こそ確かな野党が必要です」。通勤客に呼びかけ、目が合えば駆け寄って握手を求め、「お願いします」と売り込みに励む。

 同選挙区での議席獲得は、共産党にとって悲願とも言える。「選挙区2人のうち1人は悪政と正面から戦う人を」(今井誠・党県委員会委員長)と与党批判を強める。憲法改正への反対など「野党らしさ」を前面に出し、自民・民主による二大政党制への流れを止めるのが狙いだ。

 4月の統一地方選で行われた44の都道府県議選で共産が獲得したのは100議席。前回より7減と伸び悩んだのに対し、県内では現職6人に新人1人を当選させ、“勢い”がある。6月23日に上田市で開かれた同党の演説会で、壇上には中野と並んで、トップ当選を果たした地元県議・高村京子(53)がいた。高村は「私に頂いた支援より、もっと大きな力で中野さんを押し上げていただきたい」と援護射撃する。

 また、県内81市町村のうち9割以上の議会(74市町村)で計140議席を持つ。こうしたネットワークがビラ配りや各地での集会開催などの活動を支える。

 比例選でも「県内16万5000票」を目標に掲げ、県内の重点候補となる井上哲士(49)をPR。党首討論に加われる5議席確保を目指している。

 6月5日、中野の事務所開きで、今井は「民主党は悪政と戦うほど腰が据わっているだろうか」と疑問を呈した。票の上積みを狙い、批判の矛先は野党第一党にも向けられている。




議席奪還へ支持を呼びかける中川氏(6月21日、長野市内で)

 ■社民■

 「振り返ると、私の参院選で初めて議席を失った。今でも大変申し訳ない思いがしています」

 長野市の県民文化会館で6月21日夜にあった社民党公認の中川博司(49)の集会。応援弁士に立った同党所属の長野市議・布目裕喜雄(49)は激励する前に、8年前の敗北をわびた。

 中川が額に汗を浮かべ、「構造改革、規制緩和で生活を破壊するような政治は変えなきゃ駄目だ」と力説したのとは対照的だった。

 かつて「信州社会党」の異名を取ったように、旧社会党王国だった長野県。しかし、1999年9月、議席を守り続けてきた参院議員の村沢牧が死去。10月の補選では民主党の羽田雄一郎(39)が初当選し、布目は最下位で敗れた。

 選挙を強力に支えてきた労働団体も、県内では全日本自治団体労働組合(自治労)県本部(約2万8000人)など少数を残すばかりで、大半は民主党基軸に変わった。

 03年の衆院選で山口わか子(長野2区)が落選し、県内から国会議員が消えた。山口の秘書だった中川は、党の退潮を間近で見てきた。それを逆手に取り、中川は「社民党が小さくなって日本がおかしくなった」と、各地の集会で訴える。

 中川の戦いぶりは、比例票にも影響する。中川は今年1月、3日間かけて比例選候補予定者で党幹事長の又市征治(62)とともに、県内900キロを駆けて支持を呼びかけた。

 「野放図な競争と改革。負担は国民に回される。だから今、社民党が頑張らないといけない」

 やはり、社民も「野党らしさ」を売りにしている。(敬称略)

4428名無しさん:2009/09/20(日) 18:40:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/kikaku/041/2.htm

激戦  2007かがわ参院選 トップ





勢力結集「非自民を」<中>
民主予定者を社民初支持   
 民主党の植松恵美子の事務所が、来県を耳にしたのは4時間ほど前。小沢一郎代表は急きょ3日、激励で中四国へとやって来た。「暑いけど、がんばっているかい」。午後4時30分、高松市内の事務所でそう言って、笑顔でスタッフを激励した。久間章生防衛相の辞任を受け記者団が囲むと、「こういう政権を是とするか非とするのか。主権者が1票1票、選挙で判断することだ」と表情を引き締めた。

 前日の2日。市内で社民党県連と県平和労組会議が開いた集会の壇上には、社民党の又市征治幹事長と並んで、ピンクの上着を着た植松が座っていた。社民党県連は今回の参院選で植松支持を決めている。又市は演説の最後、「植松さん。勝てる選挙区と読ませてもらっている。みなさんもう一歩努力を」と支援を呼びかけ、しっかり握手を交わした植松は頭を深々下げた。

 社民党は前々回2001年は無所属新人を民主党などとともに推薦したが、自民現職の真鍋賢二に遠く及ばず、前回は独自候補擁立を断念し自主投票に。県連が国政選で今回のように他党公認候補を支持するのは初めてのことだ。

      *      

 植松は04年の参院選に初めて立候補した。弟が、前年秋、衆院選に出た民主党の小川淳也と中学時代の同級生で、同選挙で選対本部長を務めた。植松も応援で事務所に出入りしていたのが、きっかけになった。温泉施設を経営する若手女性起業家。その意欲と清新さが受けて、敗れはしたものの、自民現職の山内俊夫に7022票差に迫る予想外の健闘を果たした。

 今年6月10日、高松市内で開かれた民主党県連大会。植松への支持を表明した社民党県連代表の奥田研二に、集まった民主党員とサポーター約150人から拍手がわいた。連合香川事務局長の豊永幸一は「こんな拍手は初めて。ようやく、今までと違う雰囲気になってきた」と感じた。

 決意表明に立った植松は力を込めた。「一生懸命走っているつもりですが、常に前に真鍋さんの背中があります。けれど、香川は決して保守王国なんかじゃない。香川が変わり、日本が変わり、時代が動く。それをみなさんと体験したい」

 参院選では1989年に社会党(当時)公認の喜岡淳が全国的な同党への追い風を受け、3選を目指した真鍋を破ったのが「非自民」勝利の最後。「衆参問わず何としてでも、自民党でない候補者を勝たせたい。それが共通認識だ」と奥田は言う。

 ただ、護憲の社民党と、改憲派、護憲派双方抱える民主党。支持決定にあたって社民党県連は植松と4項目を盛り込んだ協定書を交わした。社民が掲げる「憲法9条を守る」。これが協定書では「憲法9条の理念をまもり、平和な社会実現に努力する」との表現で収まった。奥田は「『理念を』といっている。細かい点まで詰めてしまうと応援できなくなる。お互い前回、今回ときて、そこはあうんの呼吸」と話す。

 植松が演説で必ず入れるフレーズがある。落選後3年で10万人と握手したというエピソードで「田んぼしよる手、子育てしよる手。いろんな手がありますが、我が子を戦争に行かせたいと思う親は一人もいませんでした」と語り、社民党への配慮がにじむ。

     *       

 6月中旬には植松事務所に労組選対の1室ができた。

 連合香川、県友愛連絡会、県退職者団体連合、県平和労組会議、県高齢者問題懇談会。民主党系、社民党系労組の5団体が今回、統一歩調を取ったことが、両党の共闘の土台となった。

 結束が固まりつつある中、「自公の連立与党に立ち向かえるのは、民主党と社民党しかない」と話す連合香川会長の小川俊は「善戦したのぉ、ようやったのぉというのはもうやめにしよう。結果を出さなくては」と語気を強める。

 民主党県連代表の小川淳也は「勢力を結集できたことは大きな前進。反自民の象徴的な戦いになる」と話す。

 共闘を結果に結びつけることができるかどうか。両党にとって、真価と存在を問われる選挙になる。

        (敬称略)

4429名無しさん:2009/09/20(日) 19:14:19
http://homepage.mac.com/volksabstimmung/id106/id547.html

『毎日新聞』新潟版 2007年7月2日


参院選:各党情勢/下 共産・社民 「年金」にかすむ「憲法」 /新潟


 ◆共産◆


 「国民の関心に重きを置くのは当然のこと。今が党が躍進するチャンスなんだから」


 社会保険庁改革関連法などが成立した6月30日、共産の新人、武田勝利氏(43)は、新潟市中央区万代での街頭演説を前に、そう話した。訴えの比重は当初の「憲法改正反対」から「年金問題批判」へ、次第に移りつつある。党勢拡大のため、死にものぐるいの選挙運動が続く。


 共産にとって、今回選挙の至上命題は、改選を迎える5議席の確保だ。党中央委員会は、現職らを比例候補として公認、新潟など各選挙区でも候補者を擁立した。だが、志位和夫委員長が同日の会見で語った第1の目標は「まず比例で650万以上の得票で五つの議席を確保すること。そして東京の現有(議席)を必ず守り抜くこと」。小日向昭一県委員長も、新潟など計10府県から支援を受ける現職、井上哲士氏(49)の再選に向け「比例で12万5000票を取る」と公言する。


 だが前回04年参院選では、共産の比例票は県内で7万8000票余り。年金問題などで与党に逆風、野党に追い風が吹いているとはいえ、かつての保革対立が崩れ、自民批判の受け皿が分散化した中、どれだけ票を上積めるか。


 武田氏は「『確かな野党』共産党を選んでほしい」と訴え続けている。自民、公明、さらに民主に対しても、所属議員が厚生労働相として年金問題に絡んできた責任があるとも追及。共産と同様に護憲を訴える社民には、改憲派を抱える民主との過去の共闘路線に疑問符を突きつける。政府批判の波に乗ろうと、独自色のアピールに懸命だ。【渡辺暢】


 ◆社民◆


 「国家が振り込め詐欺をしている。払い込めと言って、それが(給付に)結びついていない」


 6月30日、新潟市中央区で社民の福島瑞穂党首が行った街頭演説。22分に及んだ訴えの大部分は年金の記録漏れ問題だった。「護憲」が大看板にもかかわらず、憲法改正問題は最後のわずか3分間。演説後、福島党首は「年金は皆さんの関心が強いところだから」と理由を語った。


 党県連は今回の参院選で、02年の参院補選以来続けてきた民主や連合新潟との「野党共闘」関係を解消、元新潟市議の山本亜希子氏(31)を擁立した。背景には、憲法問題など政策面での相違に加え「共闘で民主が独人勝ちした」(県連幹部)ことへの苦さもある。


 共闘を始めて以来、県内では、民主が国政選挙や県議選で躍進する一方で、社民は退潮傾向が止まらない。4月の県議選では、議席を6から2に減らす大敗を喫した。


 党勢回復への期待を担うのが山本氏。党の支持基盤である自治労や高教組だけでは独自候補の当選は難しく、今回は山本氏の「若さ」を押し出しながら無党派層の取り込みを図る戦略だ。


 しかし、県連関係者には「憲法は争点になるのか」との不安もある。民主との違いを鮮明にするには「護憲」を前面に押し出さざるを得ないが、憲法は年金の影に隠れがち。それが冒頭の党首演説にも表れる。このままでは自民・民主の対決構図の中で埋没する可能性も否めない。


 国会では国民投票法の成立など、改憲へ向けた準備が着々と進む。「ここで踏みとどまれるかどうか」。県連幹部の表情は厳しい。【前谷宏】



2007/07/02 23:37

4430名無しさん:2009/09/20(日) 23:53:48
http://www.palge.com/news/h19/7/20070725kuroiwa.htm

「年金のさきがけ」野党逆転訴える
黒岩参議院議員候補 個人演説会に前原前代表も 29日(日)投票の参議院議員選挙に立候補している黒岩宇洋候補の個人演説会が、23日午後6時30分から、新潟県の三条市厚生福祉会館で開かれ、応援弁士に民主党前代表の前原誠司代議士をはじめ、地元選出の菊田真紀子、鷲尾英一郎両代議士、渡辺秀央参議院議員のほか、江花和郎連合新潟会長が駆けつけ、支持者800人ほどが集まり、残り一週間後に迫った投票日に向け、気勢を上げた。

 前原代議士は、新党さきがけ時代に黒岩候補の母で、元参院議員の秩子さんと活動したエピソードなどを披露。「新潟県内2議席をとらせていただく。黒岩候補は早くから年金問題に取り組んできており、年金問題のエキスパート。真面目に払っている人がバカを見る現在の年金制度は、自民党が言うように百年安心というものではない。100年持たせるには給付額を下げ、支払額を上げて、年金の支払い開始年齢をどんどん上げることだけ。年金制度を変えたい人は何党支持であっても民主党へ投票を。自民党は天下りやワタリの横行など、『官尊人卑』の体制を崩せない。我々がこれを崩す。この選挙は、黒岩候補や民主党のための選挙ではなく、野党逆転のための選挙。皆さんの年金を取り戻し、税金を確かな使い方に正す正義の戦いであり、生活を守る選挙。黒岩候補に国会で6年間、もう一暴れしてもらうため協力を」と、年金、官僚の天下り問題に焦点を置いて応援演説。

 渡辺参議院議員は「黒岩候補が前回当選した選挙は、自民党、共産党以外の力を結集したものだった。今回の選挙が、黒岩候補にとって政治家としての本当のスタートとなる。黒岩候補の政治家としての素質、大器としての成長が間違いないと推薦する。政治家渡辺秀央は、一点集中して黒岩候補を応援し、家内ともども黒岩候補に投票することを約束する」と、断言。「反小沢と言われている私が、黒岩候補にとってマイナスとなってはならないが、きょう来て頂いた前原代議士が今でも民主党代表なら、民主党が大きな勝利に向かって間違いない。参議院議員選挙は残り5日、衆議院選議員挙は残り3日が勝負といわれている。この5日間、ぜひ黒岩候補への声援を」と、呼びかけた。

 江花連合代表は「連合は、民主党よりも前から、単独で黒岩候補の推薦をしてきた。よって民主党よりも今回の選挙を死に物狂いで戦っている。安部晋三首相がやって来た実績は、不適格な閣僚の任命と、欠陥法案の強行採決の実績であり、弱い者いじめの政治。安部首相は即退陣しなければならない。みなさんの怒りと思いを黒岩候補に託して、投票箱に叩き込んでほしい」と、熱く語った。

 黒岩候補は「私は国会議員となって初登院して、1カ月ほどで年金についての勉強会を全議員に呼びかけて開催したが、集まったのは3人の議員だけ。それほど年金は信頼されていた。だが、勉強を始めると、複雑怪奇な制度で、その複雑さゆえ本来なら年金がもらえる人でも、もらえない人が出てくることを知った。これを是正しようと超党派の無年金障害者問題を考える議員連盟を、無所属の1年生議員ではあるが、八代英太前代議士にお願いして、リーダーとなってもらい設立させていただいた。この議員連で特別支給金を支払うことができる無年金障害者救済法を成立させていただいた。130億円の予算が付き、満額ではないが1人5万円を支給できた。支給後、地元の同級生からお礼の電話をもらい、政治とは生活を支えることだと実感した」と、年金問題への取組みを披露。

 今回の選挙については、「年金問題の責任は政府与党にある。今回の選挙は年金を取り戻す戦い。年金を無くした自民党と、無くなりかけた年金を見つけた民主党、年金を取り戻すのは民主党。中学生のとき、田中角栄元首相の演説を聞いて衝撃を受けた。地方に対しても手厚かった当時の自民党政治は間違ってはいないが、小泉内閣以来、自民党の政治は、高齢者、農業、田舎(地方)を見捨ててきた。自民党は新潟県を見捨てたといっても過言ではない。民主党は若い政党だが、政治は我々の世代の力で変えることができる」と、政権交代も視野に有権者の協力を仰いだ。

 その後、全員でガンバローコールを行って気勢を上げ、午後八時頃には演説会を終了した。
                                               (外山)

4431名無しさん:2009/09/20(日) 23:55:29
連合新潟会長の江花和郎のブログより

http://blog.goo.ne.jp/e-bana/e/52dbedddb39d430c81757333958f86f1

理解できない社民党の事情
2006年10月25日 | 政党・選挙社民党県連が来年の参議院選挙で独自候補を擁立するという。
連合新潟(労働組合)は6年ぶりに股裂きの選挙になる可能性も出てきた。

ちょうど5年前の今頃、民主党と社民党の政策協議・選挙協力の話がまとまって、その年末に筒井信隆さんと近藤正道さん(当時社民党県連代表)が上京して黒岩宇洋氏に参議院補欠選挙への出馬を要請した。

連合新潟は、政党間の選挙協力の話も候補者の話も全部後で聞かされて当時の「5本柱」に組み込まれ、しかも政党では具合が悪いという理由で社民党県連幹事長の山崎一三さんから頼まれて私が選対事務局長を引き受けることになった。

その時の約束で、共同の候補なので当選しても3年間は無所属を通すがその後は本人の選択に任すということになっていて、黒岩氏はその約束を守った。そして今は民主党に所属している。

社民党には黒岩氏担ぎ出しの責任の半分はあり、黒岩氏もちゃんと約束を守ったのだから、常識的には次の選挙でも黒岩氏を応援するのが筋ではないか。
担ぎ出しておいて次は対抗馬を出されたのでは、黒岩氏としては堪らないだろう。
随分と人間味のない冷たい対応だと感じた。
党には党の理屈があるのだろうが、生身の人間をもっと大事にした判断もあっていいのではないか。

民主党だからダメだというのであれば、衆議院選挙で民主党公認候補を応援してきた選挙協力は一体何だったのか。

全国的には民主党と社民党の選挙協力の話も出ているのに、本家本元の新潟県で破綻していくのは何とも情けない。

統一地方選挙への影響も心配され、これで一番喜んでいるのは自民党だろう。

4432名無しさん:2009/09/26(土) 16:20:40
http://hirosec.iza.ne.jp/blog/entry/237397/allcmt/

参院選に見る財界と政治の距離。
2007/07/19 22:45

参議院選挙まっただなかですが、経済記者からみると、過去3回の選挙とは違う点がひとつあります。これまで日本経団連が自民党比例区に擁立してきた「財界候補」が今回はいないことです。

財界候補を期待しているわけでではなく、むしろ財界候補を否定的に眺めていたので、候補不在のほうが健全だと思うのですが、候補を立てないことで改めて「財界の姿勢に無理があったのではないか」との感想を持ちました。

財界なんて興味がないかもしれませんが、政と財と微妙な関係を浮かび上がらせているので、少し書いてみたいと思います。



財界候補を送り込むことを辞めたのは、あの一件で恐らく経済界が白けてしまったからだと思います。

あの一件というのは、元伊藤忠商事常務の近藤剛氏が平成13年の参院選で当選したものの、経団連への了解を一切、得ずに当時の小泉純一郎首相の要請を受け、突然、15年11月に旧日本道路公団総裁に転身してしまったことです。

戦前に関東軍参謀を務め、戦後は伊藤忠商事会長となった瀬島龍三氏と、近藤氏の父親が軍隊で知り合いだったことから、近藤氏は伊藤忠商事に入社し、伊藤忠では政治経済研究所所長を経験し、常務まで昇格しています。

ただ、経営の中枢というわけではなく、エコノミスト的な役割が中心で、首脳陣が財界活動をする際のアドバイザー的な存在として活躍していました。

経団連が13年7月に行われた参議院議員選挙の比例区に自民党からの財界候補者を擁立する際、経営者やエコノミストらに打診したものの、だれもなり手がいなく、困り果てて、近藤氏に白羽の矢が立ちました。当時、「近藤氏?」というのが率直な感想でした。

財界から初めての候補は現在も参議院議員の加納時男氏(平成10年当選)でした。同氏は東京電力で副社長まで務め、環境問題のエキスパートです。地球温暖化防止京都会議の場に出席していた加納さんから出馬の意向を聞いたほどで、その方面では顔でもあったし、なによりも政治力のある東京電力と経団連がバックアップしたので当選できたのです。

ところが、近藤氏は知名度では劣るうえ、商社の伊藤忠商事の集票パワーは東京電力ほどありません。それでも、経団連の正副会長会社の首脳らがしゃかりきになって、炎天下の中、全国を駆け巡り、慣れない街頭演説をし、経団連職員も手弁当で選挙事務所に詰め、電話をかけまくって、なんとか当選させたのです。

ところが、そこまで苦労して獲得した議席にもかかわらず、小泉純一郎首相から、旧日本道路公団の総裁に大抜擢されるや、経団連に断わりもなく、飛びついてしまったのです。

しかも、そのとき、いずれどこかの大使に任命するからとの「密約」説が流れていたのですが、その通り、バーレーン大使に就任し、この5月にペルシャ湾のほぼ中央に位置し、聖書で言うエデンの園とも言われている島に着任してしまったのです。

4433名無しさん:2009/09/26(土) 16:20:53
>>4432

応援した企業にしてみれば、みもふたもありません。かき集めた経済界の16万票は結局、紙くずになってしまったのです。これでは、もう財界候補を止めようという気持が起きるのも無理からぬことです。



そもそも、経団連が財界候補を擁立したのは、自民党からの強い要請があったためです。

過去、経団連は自民党に対して100億円を超える政治献金を斡旋し、選挙となれば100億円とも200億円もの資金を融資してきたのです(これも経済界からの献金を迂回させて返済しているのです)。いわば二人三脚で自民党を支えてきたのです。

ところが、ゼネコン汚職による政治腐敗をきっかけに、この政治献金のあっせんを廃止。景気低迷とともに業界や企業による献金も先細ってしまったため、「カネを出せないなら、候補を立てて票を集めろ」と迫られたのです。

経済界は与党応援団になりがちです。税制や予算などで政策誘導に有利に働くからですが、そのために無理難題といえども、自民党に要求されれば無碍にできないものです。ですから政治素人を擁立して、馴れない選挙を戦うことも、やむを得なかったともいえるのです。

下野した自民党に冷たくしたところ、政権復帰したとたんに手痛いしっぺ返しを受けたこともあり、個別企業の政治献金の多くは自民党に偏っています。いま、経団連は与野党の政党評価制度を導入していますが、どうしても与党寄りの評価のように映ります。

しかし、政治と財界の距離を見直す時期にきているように思います。

言い換えれば、財界は長年の与党との馴れ合いの関係から脱却すべきではないでしょうか。どのような関係がよいのか、すぐに解答を見つけ出すのは難しいのかもしれませんが、財界と与党の距離をもう少し離して、財界と政治はもっと緊張感のある関係にすべきではないかと感じています。

4434名無しさん:2009/10/04(日) 13:59:24
http://203.139.202.230/07seiji/07yoya02.htm

8月2日付朝刊
 ▼2 敵失 弱点隠した批判風


 「郡部の反応は予想以上にいい。小泉政権から続く安倍政権の下で、不満はたまりにたまっている」

 参院選の選挙戦序盤から民主党の武内則男氏自身は、選挙カーを走らせる先々で政権批判のうねりを実感していた。問題は、その批判票をどこまで自らに引き付けられるのか―。

 メディアの世論調査がはじき出す支持率は、現職の自民党候補と「互角」から「やや優位」へ。しかし、陣営の誰もが半信半疑。票読みができない“風頼み”の戦いは投票当日まで続いた。

 【写真】国政初挑戦で自民党候補を破り、選挙戦を二人三脚で戦った広田参院議員と握手する武内氏=左(7月29日夜、高知市愛宕山の事務所)

 顔見えぬ候補
 一年前の七月。民主党県連は武内氏擁立を決めたが、主導した平野貞夫代表らには、武内氏でなければならない理由があった。

 表向き「市民統一戦線の構築」を掲げてみたものの「労組頼み」「風頼み」の体質は一年やそこらで変わらない。とすれば、二〇〇四年参院選で民主党が推薦して勝利した無所属の広田一氏を「共闘」の輪から絶対に外せない。その広田氏と厚い信頼関係を築いていたのが武内氏だった。

 ところが、武内氏が県内遊説を本格化させたのは統一地方選後の五月。高知市議として任期を全うしたいとの理由からだったが、五月時点で民主党が行った調査による知名度は「一割程度」。民主党の候補は誰か知っているかと十人に聞いて九人までが「知らない」と答える状況だった。

 「徐々に『民主の候補』として浸透する…」。陣営幹部はこう言うのが精いっぱい。同じ時期、二期十二年の活動実績がある自民党候補は「県内どこを回っても武内の支持者とぶつからん。相手の顔が見えん」と口にしている。

 県都で逆転
 転機は国会がつくり出した。民主党議員の追及で吹き始めた「年金不信」の追い風が、「顔の見えない民主党候補」への知名度と期待値を徐々に押し上げた。

 公示後。武内氏は街頭で「まじめに保険料を納めた国民を裏切った」と政府・与党を批判。格差問題でも「これ以上の地方切り捨ては許さない」と繰り返し、陣営は年金、格差を徹底的に争点化させた。全面支援を約束した広田氏もフル稼働。小沢一郎代表ら党幹部も次々とてこ入れに来援した。

 結果は、郡部での負けを高知市の勝ち分(約一万四千票)で上回る約一万二千票差の勝利。無党派層が厚い県都を制して民主党県連は国会議員不在を解消したが、一昨年の郵政解散・総選挙後の選挙違反事件で「壊滅状態」(平野代表)になった組織の再生へ道筋が見えたわけではない。

 一九九六年の結党以来、衆院選、参院選をそれぞれ四回ずつ戦いながら、立ち上げた市町村支部はなお皆無。武内氏が県連幹事長当時に目指した、連携可能な市町村議員のネットワーク化も頓挫している。

 自民へ民主へ、与党へ野党へ。振り子のように触れる民意。真の市民統一戦線が築けなければ風頼みからは抜け出せない。

4435名無しさん:2009/10/18(日) 00:33:11
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/gifu/TKY200706190364.html

〈各党に聞く:5〉社民
2007年06月18日

◆格差是正と平和に重点
市川 美彦氏 県連幹事長


 ――選挙戦を通じて何を訴えるのか。

 「格差をなくし、平和な社会を目指す。格差は健常者と障害者の間、都市と地方の間など様々な場面で広がっている。例えば障害者を見ると、障害者自立支援法が成立して福祉サービスに原則1割の負担を強いられるようになり、格差が広がってきた」

 ――岐阜選挙区(改選数2)に独自候補は擁立しない見通しだ。比例区への対応は。

 「新顔の戸田二郎氏(56)が、東海地区の重点候補。東海4県で45万票、県内で6万票以上の獲得を目指す」

 ――憲法改正の議論について、どう考えるか。

 「憲法の中身が古めかしいので変えようという議論がある。だが、今の平和憲法があったおかげで海外での武力行使に参加せず、例えばイラクに派遣した自衛隊員が殺されることはなかった」

 「憲法9条が改悪されれば、自分の子どもや孫が、いや応なく戦場に赴くことになる。『子どもや孫が徴兵されてもいいのか』と、選挙戦を通じてはっきり有権者に訴えていく」

 ――県内での活動は。

 「6月は県内を2巡して街頭演説をする。有権者への訴えは街頭が中心になる。ただ、公示後は17日間しかなく、県内をくまなく回るのはなかなか厳しいのが現状だ」

 ――県内で政治課題だと感じることは。

 「地方に権限が委譲されたが財源が十分でなく、自治体の財政力が弱い。例えば県内の約8割が森林だが、人工林が荒れてしまっている。農林業の担い手不足について対策が遅れている。小児科や産婦人科の医師が不足し、格差が生まれている。国と地方の役割分担から見直していかないといけない」

 ――社民党は党名変更以来、県内で独自候補を擁立していない。

 「選挙区に候補を立てられないのは、党の力量不足によるもの。参院選は国民に選択肢を示す非常に重要な場だが、組織の足腰が弱くて思うようにいかなかった」

 ――岐阜選挙区で、他候補への協力はするか。

 「政党間の選挙協力はしない方針。選挙区は自主投票になる」

 ――参院選の投票率は低下傾向にある。対策はあるか。

 「選挙制度が有権者に分かりにくいという問題がある。例えば、比例区は政党名だけでなく候補者名でも投票できる。衆参の比例区の仕組みを混同してしまう人もいる。選挙制度を分かりやすく知らせるのも、政治の責任だ」

4436名無しさん:2009/11/01(日) 00:03:52
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/gunma/TKY200706190674.html

自民群馬、参院比例で公明候補推薦 知事選支援の返礼か
2007年06月19日

 自民党の群馬県連は19日の県議団総会で、参院比例区に立候補する公明党の現職で、党県本部代表の加藤修一氏(59)を推薦することを決めた。7月22日投開票の同県知事選に立つ自民公認の新顔を公明が推薦したことへの、「返礼」の意味合いだ。比例区には自民からも同県関係者3氏が立候補する予定で、「票がなくなるのでは」と自民陣営を嘆かせている。

 知事選では、5選を目指す現職の小寺弘之知事に対し、前回まで推薦してきた自民が県人事案などをめぐって対立。自民は前県議会議長の大沢正明氏を擁立し、激戦が予想されている。公明は自民の強い要望を受け、今月14日に大沢氏の推薦を決めている。

 こうした中、自民側も加藤氏の推薦を決定。主導したのは党県連会長の笹川尭・衆院議員で、笹川氏は最近「衆院1〜5区を国会議員、県議のみなさんに割り当てて(加藤氏の応援を)お願いしたい」などと公言してきた。笹川氏は19日、国会内で記者団に「県連が自発的に決めた。知事選で公明党が全面的に応援してくれるからだ」と語った。

 参院比例区で3選を目指す公明の加藤氏は、前回6年前は党内では名簿最下位の当選だった。今回公明は、参院群馬選挙区(改選数1)で3選を目指す自民現職、山本一太氏の推薦はまだ決めていない。

 同県に縁がある比例区の自民陣営はあおりを受けそうだ。自民は04年参院群馬選挙区に出て落選した上野公成・前官房副長官(67)を昨年5月に、群馬1区を地盤とする尾身幸次財務相の長女朝子氏(46)を今年1月に公認。今月に入り、同県伊勢崎市に住んだことのある中山恭子首相補佐官(67)も立候補を表明し、3氏が県内の比例票を争う形になっている。

4438林家四平:2011/11/22(火) 00:45:01
今月は西岡武夫参議院議長急逝から、2007年改選の議員の繰り上げ当選と参議院議長選出がありました。

【繰り上げ当選】はたともこ

【参議院議長】平田健二

4439市川タコ蔵:2011/12/28(水) 19:22:19
さくらパパこと横峯悦郎参議院議員(民主党)が離党届を提出しました。
一身上の都合だとのことですが、あの方よく問題起こしていますね。再来年改選ですが、不出馬かと思われます。

4440三遊亭$楽:2012/01/06(金) 16:24:58
2007年改選組の大石尚子氏が亡くなりました。また繰り上げ当選ですか…。
今度は大石氏と同じ、衆議院からのくら替え組・玉置一弥氏でしたね。

4441名無しさん:2015/10/11(日) 15:57:29
http://www5c.biglobe.ne.jp/~can/gshp/syoukai/todajiro.htm
戸田二郎さん 紹介

今回は、「頑固に福祉、元気に介護」をスローガンに活躍されている「戸田二郎」さんを紹介します。

プロフィール

戸田二郎さん写真
1951 岐阜県羽島郡笠松町生まれ。生後3ヶ月でポリオを受症。
1966 障害者施設に入所。
1967 印刷会社に就職。
1976 戸田写植を創業。ほぼ同じ頃、障害当事者の団体(全国障害者解放運動連絡会議)結成に参加。以後、地元をはじめ全国的な障害者の権利確立運動に関わる。現在全障連全国副代表幹事。
1999 社民党福祉プロジェクト障害者政策小委員会委員長。社民党障害者議員連絡会事務局長。社民党岐阜県連合副代表。

http://www.asahi.com/senkyo2007/carta/C05004.html
比例区候補者 
戸田 二郎(56)
とだ じろう
社民 新 全国障害者解放運動連絡会議副代表・党岐阜県副代表・写植業▽岐阜県

4442名無しさん:2015/11/05(木) 22:29:29
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2007/saninsen07/all/CK2007071202031775.html
【参院選2007】
自、民は50音順 比例代表の名簿
2007年7月12日

 参院選比例代表で、各政党が公示日に中央選挙管理会に届け出る名簿の順位が十一日までに固まった。二〇〇一年参院選から非拘束名簿式が導入され、名簿順位は当落に関係なくなったものの、各党が提出した名簿の順位は投票所に掲示される名簿の順番と同じ。「名前を先頭に記載された候補が目立つので有利」との見方も。結局、自民党と民主党は五十音順、公明党、共産党、社民党は「勝たせたい有力候補」を先に並べ、対応が分かれた。
 自民、民主両党は現職、元職、新人を区別せず「あ行」から五十音順に並べた。自民党内では順位をくじ引きなどで決める案も浮上したが、公認候補の多数が五十音順を支持したため見送った。
 一方、公明、社民両党は有力候補を優先した上で、候補者ごとの重点地域に従い北から南に並べた。共産党は現職、元職、新人の順。国民新党は並べ方を決めるくじ引きを実施。新党日本は三人だが、五十音順とした。

4443名無しさん:2018/06/13(水) 19:57:57
父子は別人格とはいえそろそろ辞職もんちゃうか。

2018.6.13 12:07
保釈中に女児の体触る 強制わいせつ容疑で小川参院議員の長男逮捕 警視庁
https://www.sankei.com/affairs/news/180613/afr1806130009-n1.html

 小学生の女児の体を触るなどわいせつな行為をしたとして、警視庁捜査1課は強制わいせつ容疑で、東京都練馬区氷川台の職業不詳、小川遥資(ようすけ)被告(22)=別の強制わいせつ致傷罪などで公判中=を逮捕した。「私はやっていません」と容疑を否認している。周辺では先月、同様の被害が6件相次いでおり、同課が関連を調べている。

 小川容疑者は小川勝也参院議員の長男。昨年11月に別の女児に対する強制わいせつ容疑で、今年3月には女子中学生に対する強制わいせつ致傷容疑でそれぞれ逮捕、起訴され公判中だが、4月に保釈されていた。

 逮捕容疑は5月14日午後、帰宅途中の女児の胸をわしづかみにするなどしたとしている。付近の防犯カメラの画像などから、小川容疑者を特定したという。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板