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近現代史綜合スレ

712名無しさん:2015/11/15(日) 11:52:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151114-00010001-tokyofm-life
もしも、お相撲さんの頭に「まげ」がなかったら……
TOKYO FM+ 11月14日(土)12時0分配信

ちょんまげ・月代(さかやき)が当たり前だった江戸時代から明治に入り、何といっても変わったのは「髪型」。そんな髪型の変化で影響を受けた、ある職業の話を紹介します。


人々の生活を大きく変えた明治維新。
そんな明治を表わす言葉に「散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする」
というものがあります。
散切り頭……そう、明治時代、「断髪令」が政府から布告されました。
正確には「散髪脱刀令」。
ちょんまげと、刀を持つことをやめさせる令です。

一般庶民が次々と髪を切っていくなか、困っている人々がいました。
そう、力士たちです。
髷(まげ)があってこその力士……切るわけにはいかない。
ですが、政府の命令は絶対。一体どうすればいいのか悩んでいたのです。

明治時代、相撲は「江戸の名残りの庶民文化」として、低俗だと思われる節がありました。
髷を結ったまま行うなど、新しい時代にふさわしくない……
一時は存続の危機すらあったのです。
そんな危機を救ったのは、2人の人物。
明治天皇と、大久保利通です。

明治天皇は、大の相撲好きでした。
なんと、自分自身も相撲を取り、あの山岡鉄舟と組み合ったこともあったとか。
力士隊長と言われた伊藤博文とも、
何度も相撲を取ったのだそう。

明治に入り、断髪令とともに「裸体禁止令」が出されました。
力士たちがそれを拒否することにより、
罰金や、むち打ちの刑など、辛い目にあっていたなか、
救いの手を差し伸べたのが大久保利通。
「大相撲だけは髷を残したい。伝統を大切にして力士にだけは髷を残しましょう」
そう、明治天皇に手紙を書いたのでした。

相撲好きだった明治天皇はこれを受け、承諾。
もし、このやりとりがなかったら、
お相撲さんの頭には髷がなく、洋服を着て闘っていたかもしれません。
いえ、もしかしたら相撲という文化すら残ることが難しかったかもしれませんね。

江戸の時代から庶民に愛され、今や国技となった「相撲」。
たくさんの人物に支えられ、私たちも楽しむことができるのですね。

(TOKYO FMの番組「シンクロのシティ」6月3日放送より)

文/岡本清香


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