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近現代史綜合スレ

61片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/02/11(金) 19:49:26
真珠湾攻撃 最後通告に相違 日米保管の文書、25カ所
http://www.sankei.co.jp/news/050207/sha037.htm

 昭和16年12月8日(米国東部時間7日)の真珠湾攻撃当日に、在米日本大使館の野村吉三郎、来栖三郎両大使が、米国のハル国務長官に渡した対米最後通告と、日本が保管している対米最後通告に、25カ所の相違があることが6日、分かった。米国が受け取った最後通告の中には、日本で保存している文書にはない単語が含まれている部分もあり、新たな議論を呼びそうだ。

 昭和史を研究している徳島県小松島市の米国パシフィック・ウエスタン大学名誉教授、茶園義男さん(79)が相違を指摘した。

 茶園名誉教授は、米国立公文書館に保管されている対米最後通告の写しを入手し、日本の外務省が外交文書として公表している最後通告と、開戦当時に日本が在米大使館に送った最後通告の暗号電文を米軍が傍受し解読した「マジック」文書の三つを比較検討した。

 その結果、アルファベットや数字の大文字、小文字、コンマなどを含め、25カ所の相違を確認。単語部分は21語で、活字数で83字の相違を数えた。数字以外の相違の9割は、日本が公表している文書と米国が保管している最後通告との相違で、日本の公表文書と米軍の「マジック」の間では、相違はわずかだった。

 日本から14部に分けて打電された最後通告の8部目には、米国が受け取った文書にだけあり、日本の公表文書や「マジック」にない単語も見つかった。日本政府として反論するため米国政府からの申し入れを引用した部分「両国政府が第三国と締結しているいかなる協定も−」の「第三国と」の表現が、日本の公表文書は「with any third powers」だったが、ハル長官が受け取った文書では「with any third power or powers」になっていた。

 茶園名誉教授は「日本が公表している最後通告と米国が受け取った最後通告は同じであるべきなのに、相違があり、一方で米軍が傍受したマジックとよく似ている。そのからくりを解く必要がある」と話している。

                  ◇

 ≪対米開戦の通告遅れ≫昭和16年12月8日(米国東部時間7日)、日本の最後通告が真珠湾攻撃より約50分遅れ、米国から「だまし討ち」と非難された。開戦約30分前に在米日本大使が米国務長官に最後通告を手渡す予定だったが、在米日本大使館でのタイプ清書が間に合わなかった。その原因と責任の所在について、現在も議論が続いている。

【2005/02/07 東京朝刊から】


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