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近現代史綜合スレ

593とはずがたり:2015/07/03(金) 12:31:38
「火垂るの墓」登場の病棟取り壊し…苦渋の決断
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150629-OYT1T50023.html?from=yartcl_outbrain1
2015年06月29日 10時22分

 西宮回生病院(兵庫県西宮市大浜町)の旧病棟が老朽化による建て替えのため、7月に取り壊される。

 病院は戦時下の西宮市などを舞台に、アニメ映画にもなった小説「火垂るの墓」(原作・野坂昭如)にも登場しており、市民やファンからは惜しむ声が上がりそうだ。

 同病院は1907年に創立。34年の室戸台風で当時の病棟が流出し、37年にアニメにも描かれた木造一部2階建ての旧病棟(約600平方メートル)が建設された。弧のような曲線を描いているのが特徴で、84年に現在の病棟を建設した際も病院の象徴として、そのままの形で残した。

 アニメでは、空襲で母親を亡くした主人公の清太が幼い妹の節子と、病院とみられる建物をバックに香櫨園浜で遊ぶシーンや、病院の玄関前で無事を喜び抱き合う家族を見て、2人がうらやましがる様子などが描かれている。

 だが、すでに旧病棟建設から80年近くが経過し、南海トラフ巨大地震の発生なども懸念される中、病院側はこれ以上使い続けるのは困難と判断した。同病院を運営する平成医療福祉グループの武久敬洋副代表(35)は「内部でも保存すべきとの意見も多かった。苦渋の決断だった」と心情を吐露する。

 毎年夏に、アニメゆかりの地をファンらと巡っている「火垂るの墓を歩く会実行委員会」の辻川敦さん(55)は「病院の事情があり、取り壊しは仕方がない。当時の雰囲気がそのまま残る場所だっただけに残念」と悲しんだ。

 同病院によると、7月上旬に取り壊しを開始。跡地には新病棟を建設する。来年8月の完成予定で、過去の病棟の写真などを展示する記念館を設けるほか、現在の建物の柱をベンチなどに活用するという。

 病院は7月4日午後2時から見学会を開く。井上馨院長(58)は「皆さんに愛された場所で、三脚を持って写真に収めるファンもいる。最後の姿を多くの人に見てほしい」と話している。入場無料。問い合わせは同病院(0798・33・0601)へ。(清家俊生)


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