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近現代史綜合スレ

441荷主研究者:2012/05/27(日) 11:21:43
明治期以降の建物でも伝統的建造物群保存地区に指定されるのか。
>明治期以降に建てられた店蔵

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120503t11017.htm
2012年05月03日木曜日 河北新報
県内初の「伝統的建造物群保存地区」 村田町が計画策定

村田町が伝統的建造物群保存地区への設定を目指す「蔵の町並み」

 宮城県村田町は「蔵の町並み」として知られる町中心部を、伝統的建造物群保存地区(伝建)に設定する準備を進めている。明治期以降に建てられた店蔵は東日本大震災で損壊が進んでおり、制度を活用して国から補修費の補助を受けたい考え。昔ながらの町並みを再生し、観光振興も目指す。蔵の町並みが伝建に設定されれば県内初のケースとなる。

 町は2013年度末にも、保存の基本方針や対象物件を記した保存計画を策定する方針。現在、設定に向けた役場内の体制整備、歴史を生かした町づくり構想の描き方などを検討している。地域内の住民への周知、合意形成も課題で、ことしの夏ごろに住民説明会を開く予定。

 町教委によると、町内には明治期以降に建てられた蔵などが約100棟あったが、うち約20棟は震災による損壊が著しく取り壊された。残る蔵の多くも土壁の崩落、柱や床の傾きなどが進んでいる。ほとんどの蔵は個人所有のため、持ち主が多額の修繕費用を負担しているのが現状だ。

 国から特に価値が高い重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定されれば、歴史的建造物の修復に要した費用は国や町が補助するため、所有者の負担はほとんどなくなる。固定資産税などの税の軽減措置も適用される。

 一方、伝建内では建築物の新築や改築などについて町教委の許可が必要になり、歴史的建造物と調和しない建築物は許可されないといった規制も生じる。

 佐藤英雄町長は「制度は蔵の町並みを保存、活用するのに有効で、交流人口拡大にも役立つ。選定を受けた後に歴史を生かした町づくりをするため、住民と十分に話し合いたい」と説明している。

[伝統的建造物群保存地区(伝建)の制度] 城下町や宿場町、門前町など歴史的な集落、町並みを保存するため、1975年の文化財保護法改正で創設された。市町村が伝建を設定し、市町村の申し出に基づき、国が特に価値が高いと判断した地区は重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)に選定される。現在、弘前市仲町、仙北市角館、福島県下郷町大内宿など77市町村の93地区が重伝建に選定されている。


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