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近現代史綜合スレ

400荷主研究者:2010/07/19(月) 21:12:57

http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20100625/CK2010062502000013.html
2010年6月25日 中日新聞
旧海軍の格納庫、取り壊しへ 鈴鹿市議会が議案可決

取り壊される可能性が高まった旧海軍航空基地の格納庫=鈴鹿市白子町で

 「貴重な戦争遺跡」として保存を望む声のあるNTT研修センター跡地(鈴鹿市白子町など)に残る太平洋戦争中の旧海軍航空基地の格納庫3棟が、取り壊される見通しとなった。24日の市議会本会議で、跡地開発を進めるための3議案が賛成多数で可決された。独立行政法人・都市再生機構(UR)が開発する。

 3議案は、19億円の債務負担行為を盛り込んだ一般会計補正予算案▽都市公園の区域決定案▽URによる工事の直接施行の同意案−。市の防災公園(7・3ヘクタール)に対する議案だが、今後URは、NTT西日本が所有し格納庫がある市街地整備区域(17・6ヘクタール)と一体的に開発する。このため、3議案の議決が開発に伴う格納庫の取り壊しの“GOサイン”となるため、議論となった。

 討論では、4人が反対。「戦争遺跡の扱いを考える時間的余裕が必要なのでは」「格納庫のある市街地整備区域の議論ができていない」「国の事業仕分けでも問題になっているURによる施工には、不透明性がある」などと訴えた。

 一人は「周辺に住宅地が多く、早い時期に防災対策を進める手法として有効だ」などと賛成した。

 採決した30人のうち8人が一般会計補正予算案と都市公園の区域決定案に反対。URの直接施工には10人が反対に回った。

 市は「(格納庫を)写真や映像で保存する」と、建物自体を残す意思を示しておらず、市やNTTなどがまとめた土地利用転換計画に基づき、開発が進みそうだ。

 議場には、保存を働き掛けた市民団体「鈴鹿市の戦争遺跡を保存・平和利用する市民の会」のメンバーら10人余りが傍聴。

 共同代表の一人、加藤二三子さん(75)は「残念だが、議会で議論となり、問題提起した意義はあった。取り壊されることになったとしても、悔いが残らない活動を今後もしていきたい」と話していた。

 (村瀬力)


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