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近現代史綜合スレ

377荷主研究者:2010/03/20(土) 17:34:27
吉野作造は古川出身だったのか。「民本主義」懐かしいねぇ。おっ、佐々木公明先生が尚絅学院大の学長になったのは知らなんだ…。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100315t15005.htm
2010年03月15日月曜日 河北新報
吉野作造の業績結集6000点 尚絅学院大が服部文庫創設

尚絅学院大に寄贈された資料を見る大学関係者

 民本主義を唱えた宮城県大崎市古川出身の政治学者吉野作造(1878〜1933年)の講義を記録したノートなどの文献・資料約6000点が、尚絅学院大(名取市)に寄贈された。福島大学長を務めた故服部英太郎氏(1899〜1965年)と、長男で東北大経済学部長を務めた故文男氏(1923〜2007年)が所蔵していた。19、20世紀の社会思想史や経済学史を学ぶ上で貴重な資料で、同大は「服部文庫」を創設し、研究に役立ててもらう。

 資料に含まれる講義ノートは、吉野が1921年に東京帝大で政治史の講義を行った際、英太郎氏が筆記した。その前年のノートは2008年に見つかっており、話題を呼んだ。

 ノートには労働運動や帝国主義の発達などについて記されている。吉野の著作や人物像などを知る上で貴重という。

 寄贈資料にはこのほか、ヒトラーが政権を取る前に発行された、ドイツ社会民主主義者や旧ソ連の指導者の著作本などドイツ語やロシア語の文献が数多くある。

 文男氏の門下生で、資料整理にかかわった大村泉東北大大学院経済学研究科教授によると、出版した国にも現存しない本もあるという。

 文男氏の死後、長女の石幡万里さん=仙台市泉区=と大村教授が、寄贈先を相談。膨大な資料を一括保管できて、公開もできる尚絅学院大に決めた。大学は「服部文庫」として保管、整理する。

 石幡さんは「自宅での資料保管も考えたが、研究者が誰でも見られるように寄贈することにした。現物をぜひ手に取って見てほしい」と話す。

 吉野は旧制二高時代、尚絅女学院を創設した米国人女性宣教師のアニー・S・ブゼル(1866〜1936年)が開いていたバイブルクラスで学んでおり、大学にも縁がある。今回の寄贈は、ブゼルの「孫弟子」の業績を引き継ぐことにもなる。

 佐々木公明学長は「英太郎氏は吉野に大きく影響を受けたと思う。民本主義の息吹が感じられる資料がコレクションに加わり、誇りに思う」と喜んでいる。


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