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近現代史綜合スレ

372荷主研究者:2010/03/14(日) 18:39:29

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20100313/CK2010031302000166.html
2010年3月13日 中日新聞
明治の貧窮救済策 米騒動発祥地 魚津で新史料

市役所書庫から見つかった米騒動に関係する議決書=魚津市役所第一分庁舎で

旧町議会の議決書原本
全国に先駆け米施与

 米騒動発祥の地とされる魚津市は十二日、市役所書庫で見つかった米騒動に関係する史料となる「貧民救済規定」や「貧民救済方法」を示した議決書の原本を報道陣に公開した。(武田寛史)

 一八八九−九一(明治二十二〜二十四)年の旧魚津町議会による議決書で、不作による米価高騰で米の買えない貧窮者に米を施与することを決めた内容。市議会事務局が昨年十月、膨大な議決資料の中から探し出した。

 全国的に米騒動が広まるきっかけとなった一九一八(大正七)年の魚津町の米騒動の後に、町議会が議決した臨時貧民救済規定の基になる議決であり、市は米騒動に関する重要な史料と位置付ける。

 議決書は縦十七センチ、横十三センチ、厚みは二・五〜四センチ。約三百七十ページで、一度、水に漬かったため、シミや変色があり、虫食いも多く見られる。

 明治時代の下層社会の労働事情を記録した魚津市出身のルポルタージュの祖、横山源之助(一八七一−一九一五年)が雑誌「国民之友」の中で、この議決書を評価する記事を記載している。

 長島潔市教育長は「議決書は全国でも類例がないとみられる史料。当時の魚津町が貧窮者の救済に先進的に動いていた証し」と話している。

 史料は二十六日から市図書館で一般公開する。


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