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近現代史綜合スレ
298
:
とはずがたり
:2009/03/24(火) 11:07:20
やれやれ勿体ない。。
旧吉田茂邸全焼、漏電と放火で捜査/大磯
2009/03/22
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivmar0903461/
二十二日午前六時ごろ、大磯町西小磯の旧吉田茂元首相邸二階から煙が出ているのを男性警備員(66)が見つけ、一一九番通報した。木造二階建ての本邸約一千平方メートルを全焼し、約六時間半後に鎮火した。けが人はなかった。大磯署が漏電などによる失火と放火の両面で調べている。
旧吉田茂邸は要人の会談にも使われた戦後史の舞台の一つ。西武鉄道が一九六九年に買収。県が二〇一二年度からの一般公開を目指し、西武鉄道から敷地を買い取って整備する計画を進めていた。
大磯署の調べでは、二階部分の燃え方が激しいという。本邸から約二十メートル離れた警備員室内で漏電を知らせる警報器が鳴り、警備員が外に出て出火に気づいたという。二十三日以降に実況見分をして詳しい出火原因を調べる。
同署や大磯町消防本部によると、邸には火災報知機やスプリンクラー、防犯カメラなどはなかった。
敷地を所有する西武鉄道広報部によると、本邸には管理人夫妻が週五日、朝から夕方まで滞在している。本邸玄関の鍵は管理人夫妻が持っており、二十一日は夕方に施錠して帰宅したという。警備員は敷地内を一日九回巡回することになっており、出火約三十分前の見回りでも本邸や敷地出入り口の施錠を含め異常はなかったという。
現場はJR大磯駅から西に約二キロ離れた国道1号と西湘バイパスに挟まれた丘陵地。吉田茂元首相(一八七八〜一九六七年)の養父健三氏が一八八四年に別荘として建て、戦後になり元首相が海外要人を招くため総檜(ひのき)造りの数寄屋風にした。
政財界の大物が元首相に意見を求める「大磯参り」をしたことで知られる。七九年には大平正芳首相とカーター米大統領(いずれも当時)の首脳会談も行われた。吉田元首相の孫の麻生太郎首相も幼少期を過ごしている。
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