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近現代史綜合スレ

253とはずがたり:2008/04/16(水) 12:50:41
上原勇作と云えばキーワードは帷幄上奏権・二個師団増設問題・軍部大臣現役武官制ですねぇ〜。基本事項であるから抑えておくよーに♪
民党の経費節減・民力休養に対する蛮勇演説の樺山資紀とついごっちゃになってしまうね。樺山と聞けばすっと蛮勇演説が出てくるけど。
熊本鎮台司令長官として熊本城を西南の役で守り抜いた谷干城も組閣の大命が下るも陸軍が陸相を推挙しなかった為に組閣に失敗した流産内閣宇垣一成も間違えない。田中義一も軍人出身だけど政友会総裁の印象が強いなぁ。
上原の日本史上というか日本史入試上の印象はこう見るとあんま強くないのかねぇ。
あんま関係ないけど「たにたてき」よりも「たにかんじょう」と有職読みするのが個人的な好み。もっと関係ないけど宇沢弘文先生もひろふみではなくこうぶんな感じですな。

旧陸軍大臣収集の「上原文庫」、都城市立図書館が調査へ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080413-OYS1T00337.htm

 旧陸軍大臣の上原勇作が集めた戦前の軍やOB関連の雑誌など約5000冊を蔵している「上原文庫」(宮崎県都城市立図書館)の本の劣化が進み、同図書館が保存や複写本の作成に向けて蔵書の内容調査を始める。上原は読書好きとしても知られ、文庫には国会図書館にもない貴重な史料が多いとみられているが、内容の詳細な研究は行われていなかった。専門家は「史料の重要性がつまびらかになれば」と期待している。

 同文庫は都城出身の上原の陸軍大臣就任を記念して1914年(大正3年)に設立。多くが上原の蔵書で、市民からの寄贈もある。OB組織「帝国在郷軍人会」の機関誌がほぼそろっているほか、新兵生活の苦心談などを掲載した啓発雑誌「皆兵」、陸海軍の下士官が投稿した作文や俳句などの文芸誌も。

 有馬学・九州大教授(日本近代史)によると、旧日本軍は平時から国民向けの啓発活動に熱心で、軍のOB組織が重要な役割を担っていた。雑誌などから陸軍や在郷軍人会が何を目指していたかがわかるという。「文庫は戦前の軍と社会の関係を研究する上で欠かせない史料群で、その豊富さは全国一では」と話す。

 しかし、蔵書はほとんどが酸性紙で劣化が進行。開くだけで紙が崩れる本もある。図書館では本をばらしてとじ直し、酸化を防ぐ箱の中で保管するほか、複写本を作るなどして史料の存続を図ることを計画。1冊あたり数千円の費用がかかることから、日本近代史に詳しい大学教授らに蔵書を読み解いてもらい、概要を記したリストを作成して重要な史料を選別していく。

 同図書館の羽田野信拓・副主幹は「各史料の内容調査を急ぎ、重要性を広く訴えたい」と話している。
(2008年4月11日 読売新聞)


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