したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

食品産業総合スレッド

944チバQ:2011/03/27(日) 05:55:51
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/business/20110323-OYT8T00482.htm
品薄解消へ、頑張る食品工場…東京・多摩地区
フル稼働阻む計画停電


休日返上で納豆を生産している工場。商品の種類を絞り、供給量を減らさないよう努力している(22日、「保谷納豆」東村山工場で) 東日本巨大地震の発生後、都内のスーパーで一部商品の品薄状態が続いているなか、東京都多摩地区の納豆やパン工場は、休日返上したり、商品数を絞り込んだりして、供給量を増やそうと努力している。

 ただ、製造工程は途中で止めることができないため、計画停電が予定されている限り、フル稼働できないのが悩みの種だ。

 「保谷納豆」(本社・西東京市)の東村山工場では、計画停電の影響で生産が落ち込んだ分を取り戻し、増加する注文に対応しようと、休みの日曜日にも工場を稼働させている。商品の種類も約50から約20にまで絞り込んでいる。

 同社によると、市場の約6割を占める茨城県や千葉県などにある大手メーカーの工場が被災し、流通量が激減した。そのため、同社への発注量を通常の50倍に増やす取引先もある。

 商品の4割に国産大豆を使用していたが、被災で物流が滞り、北海道産の大豆の入荷が遅れているため、急きょ一部を外国産に切り替えた。納豆を経木で包むといった手の込んだ商品は、ほとんど製造できていない。木内博専務(62)は「工場の生産能力にも限界があり、注文に完全に応えることは難しい」とため息をつく。

 「被災地に供給しなければならないから、東電に工場を稼働させてほしいと頼んだが、断られた」。第一屋製パン(小平市)の担当者はこう言って天を仰いだ。

 工場は1日約20時間前後稼働しているが、生地作りから発酵、焼き上げまでに約7時間かかる。工程を途中で止めることはできないことから、停電予定時刻の7時間前にはストップしなくてはならない。「計画停電が直前に回避されても対応は難しい」ため、操業の停止を余儀なくされ、生産能力は半減した。

 こちらも、通常400ある製造品目を半数に減らし、供給力を保つ努力をしている。同社は「一つの商品を作り続けた方が、切り替えの手間を省ける。今は数量が大事」と説明している。

 敷島製パン(名古屋市)の東京多摩工場(昭島市)でも商品数を絞るなどして、供給量確保を目指している。関東にある4工場のうち、被災した埼玉と千葉では、まだ全面復旧に至っていない。担当者は「生産し続けることが被災地への支援につながる」と話している。

 森永乳業大和工場(東大和市)も、主力の粉ミルクなどに絞った生産を続けている。

(2011年3月23日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板