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食品産業総合スレッド

914荷主研究者:2011/02/06(日) 14:32:17
今も筑後・鳥栖の内陸2工場が残っているのが不思議なぐらいなので、博多港の臨海工場への移転はまぁ当然であろう。かつては福岡港〜鳥栖・羽犬塚間でホキ2200形による小麦輸送が行われていた。

http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001102010001
2011年02月01日 朝日新聞
日清製粉、筑後・鳥栖工場閉鎖へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/food/k_img_render.jpg
閉鎖される日清製粉筑後工場=筑後市山ノ井

 ■従業員「聞いてない」

 製粉最大手の日清製粉が31日に発表した筑後工場(筑後市)と鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)の閉鎖は、地元に衝撃を与えた。2014年、福岡市に立地する新工場の稼働と同時に撤退する予定だが、長く地元経済に貢献していただけに、行政関係者は戸惑うばかり。両工場の社員は新工場や本州の工場に配置転換されるというが、従業員からは不安の声が漏れた。
(岡田玄、上山崎雅泰、小浦雅和)

 ●筑後市長「寝耳に水」

 JR羽犬塚駅の西側に広がる筑後工場は1937(昭和12)年から操業を続けてきた。敷地内にはレンガ造りの建物などが並び、レトロな雰囲気が漂う。

 同日夕、構内は終業時間が近いためか静かだった。守衛は同社の発表を知らず、「初めて聞いた。いつ閉鎖されるんですか。発表があったんですか」と驚いた様子で記者に尋ねた。

 突然の発表に驚いたのは、地元自治体も同じだ。筑後市の中村征一市長は「寝耳に水」とコメントした。というのも、同社が筑後市と鳥栖市に工場閉鎖を伝えたのは午後2時ごろ。それぞれの工場長らが市役所を訪ね、経緯を説明したという。

 中村市長はこの後、「雇用確保の観点からも今の時期に閉鎖されるのは大変厳しい。跡地への関連企業立地など十分配慮してほしい」との談話を出した。

 日清製粉広報部と両市によると、筑後工場はパン、めん、菓子用の小麦粉を1日190トン生産。正社員31人が在籍している。鳥栖工場が操業を始めたのは1924(大正13)年。正社員は33人おり、1日450トンの小麦粉を製造している。

 両市とも、固定資産税など数千万円単位の税収があっただけに、工場閉鎖が与える影響は深刻だ。計64人の雇用について同社は、新工場や本州の別の工場への配置転換となると説明したという。

 鳥栖市商工振興課の担当者も「突然の閉鎖の連絡で驚いている」とする一方で、「(工場は)国道3号沿いにあり、九州自動車道の鳥栖インターチェンジに近いなど、流通面で良い立地。新たな企業を閉鎖後の跡地に誘致をしていくことになるだろう」と話した。

 ●新工場立地の福岡市は歓迎

 新工場の立地が決まった福岡市は、同社の決定を歓迎している。

 同市国際経済部によると、進出の可能性について昨夏に問い合わせがあったという。担当者は「必ずしも九州に限らない複数の候補地が検討されたと聞いている」。

 新工場は博多港の須崎ふ頭に建設される計画だ。九州で輸入食用小麦を陸揚げしているのは同港のみ。須崎ふ頭には複数の製粉会社や飼料業者の施設が置かれている。

 担当者は「穀物船の大型化に対応して岸壁や航路の整備が進められており、その点が評価されたのだろう。いずれ雇用や税収面でも波及効果が見込まれる」と喜んだ。
(田中久稔)


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