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食品産業総合スレッド

911荷主研究者:2011/02/06(日) 12:30:54

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20110125201.htm
2011年1月25日02時03分 北國新聞
不要な海藻からオリゴ糖 富山大の中村教授ら分解菌を確認

細菌によるワカメの分解状況を確認する中村教授(右)=富大五福キャンパス

 富大大学院理工学研究部の中村省吾教授らの研究グループは24日までに、海藻を分解し健康食品などの原料になるオリゴ糖をつくる細菌を発見した。海岸に漂着した海藻の効率的な処理や、食品・医療など幅広い分野への活用が期待できる。3月に北海道大で開かれる日本水環境学会年会で研究成果を発表する。

 アオサなどの海藻は近年、異常発生して世界遺産・厳島神社周辺など全国の海岸に漂着し、腐敗臭や景観悪化が問題になっている。食用や化粧品に使う場合でも、加工後に残った部位の処理が必要になる。

 中村教授らのグループは、射水市の堀岡漁港周辺の海底の泥土から見つけた細菌株「Myt―1」に、ワカメ、マクサ、アオサの3種類の海藻全てを分解する機能があることを確認した。

 分解後には約10種類のオリゴ糖ができ、それぞれ健康食品の原料やバイオ燃料などに利用できる可能性がある。また、オリゴ糖とは別に残った細胞体は、ウニやナマコの幼生向け飼料に転用を検討している。

 同様の機能を持った細菌は米国でも確認されているが、今回発見した細菌は、産出する酵素の遺伝子が違う「異株(いしゅ)」に当たる。研究グループは今後、医療関係者も交え、分解後のオリゴ糖について血圧低下や抗がん作用など医学分野の活用法も検討していく。

 中村教授は「海の環境改善と海藻の再利用へ、実用化を図っていきたい」と話している。


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