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食品産業総合スレッド

879荷主研究者:2010/11/21(日) 14:03:54

http://www.sankeibiz.jp/business/news/101111/bsc1011112159024-n1.htm
2010.11.11 21:54 Fuji Sankei Business i.
森永製菓など工場撤退相次ぐ 阪神間 跡地利用に大きな課題

 雪印メグミルクや森永製菓など大手食品メーカーが工場集約による経営効率化を進める中、相次いで阪神間からの工場撤退を表明した。兵庫県西脇市などで工場の新規立地がみられるが、地価の高い阪神間の街中では少なく、広大な工場の跡地利用が大きな課題としてのしかかかりそうだ。

 阪神間で最近、完全撤退が決まった食品工場は、兵庫県の雪印乳業関西チーズ工場(伊丹市、2万2350平方メートル)と、森永製菓塚口工場(尼崎市、8万8800平方メートル)。アサヒビール西宮工場(西宮市)は、傘下のニッカウヰスキー製造部門などを除くビール製造部門(10万2000平方メートル)を閉鎖する。

 雪印乳業の持ち株会社の雪印メグミルクは生産拠点を集約するため、茨城県阿見町にチーズやマーガリンの大規模工場を新設。関西チーズ工場だけでなく、神奈川県の横浜チーズ工場と厚木マーガリン工場も新工場が稼働する平成25年10月以降に順次閉鎖する。

 森永製菓も25年に群馬県高崎市に工場を新設し、塚口工場を閉鎖。アサヒビール西宮工場は「ビール類の消費量が減った」として23年8月にビール製造部門を閉鎖し、大阪府吹田市の工場で西宮分の生産を賄う。

 撤退による地域経済への影響が懸念されるものの、兵庫県では西脇市に日清ヨーク関西工場が9月に完成したほか、丹波市では居酒屋チェーン大手「ワタミ」の弁当製造工場が11月下旬に稼働を予定しており、県立地推進室では「新規立地は堅調に推移している」としている。

 とはいえ、3工場の撤退部分の敷地面積は計21万平方メートル超と甲子園球場の5倍以上になり、跡地利用についても未定。平成8年に閉鎖されたキリンビール尼崎工場の跡地(約18万平方メートル)では、大型マンションやオフィスビルなどが建設されたが、「景気悪化で核店舗がなかなか決まらなかった」(関係者)ため、阪神百貨店などが入る複合商業施設「COCOE(ココエ)」が開業したのは21年10月になってからだ。

 現在の景気も先行きに不透明さが増しており、関係者からは「商業施設は、阪神間にたくさんあり過ぎる状態。広大な土地なのでマンションにも広すぎるし、簡単には決まらないのでは」との声が聞かれる。


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