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食品産業総合スレッド
839
:
荷主研究者
:2010/09/04(土) 13:04:56
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100827/bsc1008270500001-n1.htm
2010.8.27 05:00 Fuji Sankei Business i.
【次代への一歩】キリンホールディングス(4)海外強化へ M&A再び積極化
シンガポール飲料最大手F&Nへの出資について会見するキリンホールディングスの小林弘武常務(左)=7月26日、東京都中央区の同社本社
「アジア・オセアニアのリーディングカンパニーを目指す点で見合う投資だ。事業基盤が弱かった東南アジアに複数の拠点ができる戦略的意義は大きい」
7月26日、東京都内で開かれた緊急会見。キリンホールディングス(HD)の小林弘武常務は海外で新たなM&A(企業の合併・買収)案件の取引を成立できたことに、ホッと胸をなで下ろした様子をみせた。サントリーHDとの経営統合交渉が破談となり、再び海外のM&A戦略に舵(かじ)を切った形になる。
今回の投資対象は、シンガポール飲料最大手フレイザー&ニーヴ(F&N)。現地で知名度が高い機能性飲料「ワンハンドレッドプラス」などを販売し、シンガポールやマレーシアでは飲料最大手だ。キリンはF&Nの発行済み株式14.7%を約13億3575万シンガポールドル(約846億円)で取得し、第2位株主となった。
◆東南アジアに拠点
キリンの事業基盤でみると、東南アジアは“空白”地帯だった。キリンビバレッジがタイ、ベトナムに拠点を持つものの、各国で市場環境が違うため事業の面的な広がりは限られるのが悩みの種でもあった。
ただ、今回出資のF&Nは「面的な展開ができる最適なパートナー」(三宅占二社長)とみて、その悩みは解決する方向だ。F&Nがタイやベトナム、インドネシアなど周辺国でも事業展開しており、東南アジアに橋頭堡(きょうとうほ)を築く意味では「14.7%(の出資)は小さな持ち分だが、戦略的に重要な価値を持つ」(小林常務)というわけだ。
もともと、キリンはグループの豪州飲料最大手ナショナルフーズの飲料類を東南アジアで販売する際、F&Nを通じて販売してもらう友好関係にあった。8月に入り、キリン、F&N両社で、キリンの技術力を生かした商品の共同開発などを軸に提携具体策の検討が始まった。三宅社長は「成長戦略が一層加速する」と期待を込める。
◆酒類・飲料が強み
キリンは2015年度を最終年度とする長期経営構想「KV2015」を06年末に発表した。そこでは海外事業で得た売上高や利益を全体の30%(酒税抜き)に高める点を明記した。日本国内は人口減で成長戦略を描くのは厳しい。海外に活路を求めるのは自然の成り行きだった。
これを受け、海外事業への取り組みを積極化させた。07年以降の海外関連のM&A投資額は、豪州やアジアを中心に合計8000億円弱。酒類・飲料という世界のメジャーにはない、キリンの強みを生かしたビジネスモデルで海外に打って出る構えだ。
実際、キリンの海外事業のビジネスモデルは世界的に見て独特だ。日本の「KIRIN」ブランドをそのまま海外で売り込むのではなく、買収・提携先の企業を通じ、現地で親しまれた商品力を伸ばすことでキリングループを拡大する戦略だ。
資本やブランド力の関係から、米コカ・コーラなど世界共通商品を展開する「メジャーとは違う戦略でないと太刀打ちできない」(三宅社長)と考えるからだ。
海外に通用する人材育成も急務の課題だ。豪州子会社「ライオンネイサンナショナルフーズ」には日本から数人派遣している。缶チューハイ「氷結」の初代開発メンバー、佐野環(たまき)氏は豪州で飲料のマーケティングを担当。「日々新たな発見、刺激に満ちている」という。
こうしたキリンの経営基盤の底上げが「アジア・オセアニアNo.1企業」へ一歩近づく道であることは間違いない。(西川博明)
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